もちこさんの断薬体験談

もちこ
服用薬 ハルシオン マイスリー ロヒプノール セルシン デパス エビリファイ ジプレキサ セロクエル リスパダール ルーラン ロナセン デパケン
服用開始 2007年05月
断薬開始 2013年05月
減薬・断薬中の離脱症状

対人恐怖、視線恐怖、被害妄想、体調不良、音に過敏になる、強迫観念、ヒステリー、依存状態、情緒不安定、自信喪失、解離、物忘れ

現在の状態・コメント

経緯
幼少期、場面かんもく
小中いじめがあり、過呼吸や自殺未遂などありましたが高校に入ってからは明るく社交的になり楽しく生活していました。
しかし、大学受験の受験勉強で鬱っぽくなり精神科に連れていかれました。
そこで統合失調症と診断され服薬を7年しました。
閉鎖病棟に5回入院もしました。
今思えば 服薬してから病状が悪化し虚言、妄想、自傷行為、暴力化がひどくなりました。
なにより薬による副作用が酷く、筋肉の硬直から歩けなくなり口も閉じられなくなり夜中に救急に行き、副作用止めらしい筋肉注射を打たれたことが数回。
副作用で外出困難で仕事もできませんでした。
また、エビリファイ服用時に酷い吐き気が出てすぐに中断したにも関わらず 他の薬が合わないというと再度エビリファイを処方され吐き気にまた苦しみ中断ということもありました。
そして、同じ病棟に入院していて統合失調症と診断された方がセカンドオピニオンで婦人病だと診断されたこともあり病院への不信感は募っていました。
そこで、今の仕事に就いたのを期に断薬しました。
断薬の知識がなかったため、減薬はせず一気に断薬しました。
断薬から半年はなにも離脱症状はなく、仕事もプライベートも充実していました。
しかし、あるきっかけを境に突然酷い対人恐怖が始まりました。
始まった当初は顔を手で隠してしまうくらい、他人に恐怖感がありコンビニすら行けない状態でした。
視線恐怖から他人に気味悪がられ自信も喪失しました。
また、物音に敏感になり外に郵便やさんが来るだけで激しく恐怖感に襲われ布団に潜り音を遮っていました。
そのうち、外出すると全ての人が自分を知っているような妄想にかられました。
買い物依存ぎみにもなりました。
家で奇声を発して暴れることも何回かありました。
いきなり、本当に私なのか、私は誰なのか?という疑問に襲われることもあります。
しかし、断薬してから睡眠のサイクルは整いました。
服薬している時は不眠があり、眠剤を出されていましたが薬が抜けず日中はほとんど眠っていました。
今では、夜自然と眠くなり朝すっきりと目覚めています。
辛い症状の対策としては沢山本を読みました。
そして、今は被害妄想があったり、恐怖感もまだあり、買い物のレジの時はとても緊張します。
物忘れも酷く仕事でよく怒られます。
しかし、独自の認知療法でだいぶコントロールできるようになりました。(姿勢をただす、呼吸を整える、身の回りを綺麗にするなど)
それから、今は『自信をもてないあなたへ』というメラニーフェネル氏著、曽田和子氏訳の本を読んで自分の心のクセ、根底を変えようと思っています。
仕事が接客業なので調子の悪いときにふっと暗い顔をしてしまうとお客さんに心ない言葉を言われて辛いこともありますが、自分を信じて調子が悪い時もダメだと思わず『今日は調子悪い日なんだな、あんまり頑張らないでおこう 』と考えてマイペースで笑顔で頑張っています。
被害妄想に捕らわれそうになった時、いろいろ余計なことを考えてしまいそうになった時は『善く生きようとか、あれはダメといろいろ考えるのではなくとりあえず生きなさい』という誰かの言葉を思い出すとごちゃごちゃしていた頭の中が冷静になって落ち着きます。
そして、自分を客観視するトレーニングを自分なりにしています。
医者の絶対に治らないという言葉が頭の中にまだあり、もしかして再発の症状なのか?という考えが浮かび服薬しようか悩むときもありますが、薬を飲んでいた頃の自分を思い出してカツを入れ離脱症状と向き合っています。
精神科を精神薬を憎んだ時期もありましたが、服薬の時期、離脱症状の時期を経験せずに淡々と生きていたらたぶんこんなに人の痛みや弱さを知ることも出来なかったと思うし、本当の優しさとはなにか、思いやるとはなにかはわからずに生きていたと思うので今この時も意味は確かにあるのだと思います。
服薬、離脱症状で沢山離れていった友人もいました。赤の他人に沢山の中傷も受けました。
けれど、それでも強く生きなければならないと思っています。
『雨は決して1人にだけ降るわけではない』という言葉もあります。
どんなに辛くても今日出来ることを精一杯頑張って必ず乗り越えようと思っています。
自覚はないですが、綺麗ごとを言うなと言われることもある性分なので読んで不快に思う方がいたらすみません。

2014/05/31 13:42:45
6件のコメント
匿名さん
一気断薬で半年間何も起こらなったのは不思議です普通すぐに表れるのですが・・・
それともう仕事をできるほど回復してるのは早い回復ですね
本当に統合失調症だったのでしょうか・・・
2014/05/31 18:50:10
匿名さん
もう、思い出したくもないですが、私も一度は、断薬に成功しています。しかし、それに至るまでの離脱症状には、本当に苦しまされました。体中に赤く湿疹がでて、一番辛かったのは不眠でした。
統合失調症、鬱、いろいろと診断されましたが、離脱症状から脱して、いわゆる寛解の状態を5年間続けられましたが、本当に不運な運命というか、再び統合失調症というレッテルを貼られて現在を生きています。
今、また減薬、一部断薬を始めています。
その苦しみは、痛いほどわかっていますし、薬は長く飲み続ければ毒であるということもわかっています。
しかし、以前ほどではないですが、離脱症状と再び闘いはじめています。
2014/05/31 20:38:49
もちこ
匿名さん
うーん、正確には一気断薬と書いてはいますが断薬を決行する前に一年ほどあまりの副作用の酷さに自分で勝手に薬を減らして体調を悪くして 7ヶ月処方通り薬を服用に戻してからの一気断薬になります。
何度も死にたくなりましたよ、仕事中にトイレで吐くのもしょっちゅう、仕事が終わると毎日泣いてましたし過呼吸も酷かったです。
ここまでこられたのは絶対に変わる、負けたくない、諦めたくないという気持ちだけです。
でもたぶん私の場合、誤診だったと思っています。
聞く話、私の通っていた病院は例外なく統合失調症と診断するみたいでした。
少し休めば治る鬱症状を統合失調症と診断され 閉鎖病棟に閉じ込められ、病気だと思い込まされたような感覚です。(最初の入院が一年間だったので余計に)
本当に今思えば統合失調症の症状は最初から全くなかったんです。
7年前から今まで遡っても 薬の副作用からの苦しみだけで統合失調症そのものの苦しみは思い出せません。
断薬して半年経ってようやく統合失調症らしい妄想や自閉という症状(離脱症状)が現れました。
薬によって作り出されただけの病気だったんだと思います。
それを本人は病識がないのが特徴、薬を飲まないと悪化すると半分脅しのように何度も ましてや常に監視カメラが部屋にあるような環境で言われ 又薬も飲まされおかしいという正常な判断が出きなかったのだと思っています。
精神とリハビリ専門の病院で研修医も多く、主治医の変わるサイクルも早ければ半年というところなのでやられた。という感覚です。
2014/05/31 23:32:38
もちこ
もう1人の匿名さん
ぶり返すことってやはりあるのですね。
貴重なお話ありがとうございます。
お辛いとはおもいますが今度こそ成功できることをお祈りします。
2014/05/31 23:40:26
もちこ
以前ほどではないとのことなので、必ず波が小さく小さくなって離脱症状もなくなることと思います。
焦らずゆっくりお互い頑張りましょう。
文2つになってしまいすみません。
2014/05/31 23:43:46
ししまい
初めまして、もちこさん、その後体調は、どうですか?
2017/05/27 11:43:41

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