44歳♀さんの断薬体験談

44歳♀
服用薬 ロヒプノール ソラナックス パキシル
服用開始 2008年05月
減薬開始 2014年02月
減薬・断薬中の離脱症状

初期に軽いうつ症状とパニック障害の症状がみられたことから、パキシル/ソラナックスを処方される。
不眠もあったことから、ロヒプノールも処方。
症状が悪化し不安神経症の改善の名目で、パキシル/ソラナックスの薬量が増える。
一日、パキシル10mg×3〜5、ソラナックスは頓服(最大5錠まで服用)。
当時の医師は「生活に支障があるようなら、いくらでも飲んで構わない(致死量には至らない)。抑えることが先決」との診断あり。
しばらくして、めまい、頭痛、吐き気、耳鳴り(正確には頭部で鳴っているような感じ)、不眠(日中に過度に眠くなる)
気分的には抑うつ状態。自殺願望、広場恐怖、大きな音への過剰反応、対人恐怖症、イライラ、自己嫌悪、厭世観、日光過敏症、などが続く。


現在、担当医師が変わり減薬を開始(薬量は1日分)。
(前担当医師を否定するわけではないが、薬の過剰摂取からの症状が大きいとのこと)
※症状は離脱症状と思われるものを記載。

段階1:パキシル10mg×2、ソラナックス×3 一ヶ月服用
    2週間ほど、イライラ、頭痛、精神的に不安定な状態が続き、徐々に治まる。
段階2:パキシル5mg×3、ソラナックス×2 二ヶ月服用
    4週間ほど精神的に不安定。耳鳴り、脳を揺さぶられるようなノイズとめまい。
    その後、症状が楽になり耳鳴りが治まる。
段階3:パキシル5mg×1、ランドセン9mg×3(パキシルの代用)、ソラナックス×2
(現在) 4週間経つが、めまい、フラつき(転倒あり)、気分のムラ(特にイライラ)、倦怠感、厭世観、耳鳴り/頭鳴り。
    あまりにひどいので、ソラナックスを頓服として処方してもらう。効き目は微少。
    (内科・神経眼科・脳神経外科[CT/MRI/脳波=異常なし]

パキシルを増やせば、生活の支障が減るとのこと。
ただし、また、回復期から減薬→断薬を開始しなければならない。
なので減薬の症状がひどくても、ソラナックス×1を頓服として使用し、
まずパキシルを断薬することを目標にこのまま進める方向で医師と相談済み。

現在の状態・コメント

減薬の症状は、本来の体調からくる症状なのか、薬のせいなのかわかりづらいことが多いと思います。
私も、医師に言われるまで、薬が原因だったとは思いませんでした。
減薬から断薬に向けてのプロセスは、人によって違うと思います。
ただし、自分の場合、減薬期でもかなりしんどい思いをしています。
正直に言って、仕事をすることさえ困難です。
(まだの方は、自立医療支援を受けることをおすすめします。診察料・治療費・薬代は軽減されます)
麻薬を断つこととは違うのかもしれませんが、それくらいの覚悟がないと難しいと感じています。
それと、友人、知人、家族の支援や理解がないと、ただの甘えだとか、薬でそうなることなんておかしい。
等と言われてしまうことさえあるのが現状です。

それでも、ゆっくりでもよいので減薬を進めていけば、症状は治まっていきます。
医師と相談しながら、減薬のスピード、代替品になる弱めの薬剤などを処方してもらうのも、ひとつの方法だと思います。

★一番伝えたいことは、症状が病気からくるものなのか、薬剤からくるものなのか…疑ってみるということです。
 減薬や断薬については、あまり広く知られていないので、こちらのようなサイトを参考にするのも良いかと思います。


2014/07/27 17:07:44
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