５６歳。妻、娘１８歳（受験）母、認知症介護。１１年前、新築、引っ越しで後、数カ月のうちに一生分かと思うほどの、困難がたて続けに起きて、鬱発症。半年後に再発。その後１１年以上、副作用はほとんどない、予防的措置、という医者の指示で、４種類の薬を服用。恐ろしい向精神薬の依存性を今年になって知り、５月始めより一気断薬。数日で、胸がかきむしられるようなザワザワ、不安、焦燥感、強烈な不眠に襲われ、まさか、自分も完璧な依存症に？と愕然。内海医師の本を読破したのち、決心して断薬開始。現在、断薬６ヶ月目に突入。何も手につかないほどの、胸の不安、ザワザワ感に当初さいなまれ、救いを求めて、漢方の抑肝散を服用。１カ月で、だいぶ落ち着く。その後は不眠、途中覚醒（一晩に３回、１時間半ごとに）、悪夢（なんとも言えず不快な眠り）、着替えるほどの夜中の発汗、孤独感、絶望感（朝、ほとんど眠れずに仕事に行くので）、首、肩の凝り、３か月目からは、胃の不快感が増し、食欲が減退、六君子湯を服用中。夜の眠りは全く改善せず、３時間（合計で）余の睡眠で仕事を続けていて、疲労困憊している。疲れ果てているから、眠れるか、と思うと、必ず１時間半～１時間４０分で覚醒する。その時、ワッと体が熱くなり、多量に発汗。眠れないまま、夜明けを迎えることも多い。グリシン、スリープリラックスは全く効かず。これが、いつまで続く？と疲労困憊の中、折れそうになることも。、

服用していた頃と比べ、体力、気力が５０％くらいしかない。すぐに疲れ、会社にいることがいたたまれなくなってくる。せめて休みに仮眠を、と思っても、悪夢（とても不快な気分）に襲われ、昼寝、というような快眠は全く無理。心地よい睡眠と言うものを断薬以来１日も味わっていない。６カ月経過でも、トンネルの先に光はまだ見えていない。１０年も漫然と飲んでいたからか？ただ、その間、父の肺癌発病、再発、父の心臓のペースメーカー手術、父の癌末期、更年期、子供の受験、義母の交通事故、母の認知症介護と、薬がお守りのようになって、困難を乗り越えてきた面もある。現在は、受験生を抱え、要介護３の認知症の母、を介護しながら、非常勤講師をしながら、離脱症状と闘ってる。仕事がとてもヘビーに感じるときもあるが、どんなに朝、辛くても、絶対に休むわけにはいかない、と決意して、心と体にムチ打って、仕事に出かけてる。仕事は、言い訳のきかない厳しいものであることが、却って断薬の症状に苦しむことのみに気持ちを奪われず、救われる面もある。ただ、仕事がキャパを超えてくると、追いつめられて、つらい局面になる。母との訳の分からないやりとりにもイライラして反応してしまう。妻、母としての役割、娘としての母への世話、仕事、とがんじがらめの中、向精神薬の害、離脱の苦しさを、なかなか夫に理解してもらえないことが、つらい。この壮絶な苦しさは、あじわったものでなければ、わからない。外見上傷があるわけでも、高熱や、咳、などわかりやすい疾病症状があるわけでもなく、ごく普通にみえることが、理解が得られない原因にもなってる。疲労困憊して、夕食を造れるような状況になくても、振り絞って造る。朝、ガソリンがゼロに近い状態で、その日１日を過ごさなくてはならない絶望感を、わかってはもらえない。仕事も午後３時を過ぎると、もうエネルギーがなくなり、ウルトラマンのように胸の信号がピコピコ点滅し始める。職場にいることがいたたまれない気持ちになってくる。ほぼ定時で帰り、残りの仕事は持ち帰っている。これもいつまで持つだろうか、というほど、眠りや、コンディションの改善がみられない。今は、断薬の一番の谷底にいるのだろうか？胃腸が落ち着いたら、眠りのために、加味帰脾湯を試してみようと思う。メラトニンも以前試して効果なしだったが、再度試してみようか、と思ってる。効果があると思えるものは、何でもすがりたい気持ちだ。
　トンネルの光はなかなか見えてこないが、やはり、薬で、脳の中枢神経を壊す向精神薬には絶対に戻りたくない。一生、服用を続けるのも嫌。
１年かかっても、１年以上かかっても、ここから、抜け出たい。１００％は無理でも、普通に食べて、普通に眠れて、起きれて、普通に生活できる生活に戻りたい。そのための情報、体験を皆さんと共有してゆきたい。