(その他服用:シアナマイド、ガスター、ロゼレム)
主治医に減薬したいと申し出て、徐々に減らしました。具合が悪かろうが、減らしてもらいました。当時は医者を信じていなかったので、毎回「調子いいです、今回も減らして下さい」と嘘をついておりました。最後の一種類(エビリファイ)は、勝手に辞めちゃいました。
減薬している間も気分は悪いですが、まだ飲んでいる薬がある内は救われています。問題は1錠も服用しなくなってから。
自分は見て頂いて分かるように長期で多めに飲んでいたので、スマホで閲覧、文字を打つことも困難、本の文字も読めず、離脱症状の最中は自分が離脱で苦しんでいるのか病気が悪化したのかさえ分からず酷い孤独でした。
耳の中に蚊がいるような耳鳴り、数メートル離れている人の柔軟剤の香りに目を回したり、全身が痺れて唇や指一本動かすことが出来なかったり。
頭がガサガサ?しているような、とにかく頭が働かない状態。呼吸がしづらい状態。食べ物を口に運ぶのもうまくいかない。勿論、夜も寝れません。地獄です。一瞬たりとも楽なときがない。苦しくて、私は女ですが髪を坊主にしたり顔をカッターでズタズタにしました。部屋中もボロボロになりました。
一番手に負えなかったのが、性欲がおかしくなって発狂したくなっていました。20代ですが、白髪もごっそり増えました。
断薬して3か月目あたりに薬が抜けたのか、少しずつ眠れたりして収まっていきました。
たまに息が苦しくなったりすることがあります。ですがもう「離脱だな」ということは考えなくなりました。
薬を飲んでいたことをすっかり忘れていたからです。
暫くは漢方やサプリも服用していましたが、現在は0です。
薬を辞めることは、実はそう難しいことではありません。辞めたら飲まなきゃ良いのです。
勿論、突然の断薬は絶対辞めてください、減薬→断薬で。
私は断薬日に依存していたアルコールとタバコも一緒に辞めました。
ある本に、薬を辞めるのに一番必要なものは知識だと書いてあったことが、今ではよく分かります。もう体に有害なものを入れたくないと、ちょっと意地になっていました。
現在離脱症状中の方、お辛いことかと思います。これをすると心地いいなぁと思うことをどんどん取り入れて下さい。ご自分の声に耳を向けてあげてください。
苦しくていいんです。当たり前です。
私は離脱症状緩和の為に、サウナや温泉に行ったり、散歩したりしました。おすすめですよ。焦らず、ゆっくりいきましょう。
追記・2017年2月現在
断薬して2年半年が過ぎました。↑以前投稿の要所要所に被害者意識がにおっていたり今読むと偉そうでモヤモヤするのですが、まぁきつかったんだろうなとそんな自分を赦すことにします(笑)
禁断症状、離脱症状はもうありませんが、脳や身体がすっかり弱っているらしく、強いストレスがかかるとパニック気味になったり、些細なことを上手く記憶出来なかったり、今まで感じられ無かった腰痛、肩の痛みが気になります。薬で押さえ込んでいたのでしょう。後遺症は有ると感じています。
今まで対峙してこなかった自分との付き合いを日々模索して生き直しをしている気分です。
薬を辞めたから全て解決ではないのだなと落ち込んだりしながら、フルタイムではないのですがアルバイトも出来るようになりました。
依存からの回復には他の方も仰られているように運動が一番のようで、毎日必ず歩いています。
現在苦しんでいる方々が少しでも楽になれたらと願うばかりです。