服用中に重篤な副作用が暫しあったため、回復期に断薬しました。
【重篤な副作用(薬剤名)】
・介助者が必要なレベルの歩行障害、めまい(ベンゾジアゼピン系薬剤全般)
・ベッドから起き上がれないほどの低血圧(リスパダール)
・悪夢(リフレックス)
◎主にベンゾジアゼピン系薬剤の断薬について述べています。
最初は、心療内科でPTSD・解離性障害と診断されました。
その頃からごく少量のソラナックスを頓服薬で服用し、途中から微量のメイラックスも加わりました。
【断薬に至った経緯】
・2013年4月。病院内で頓服薬を服用後、突然歩けなくなった。通院時に家族の付き添いが始まる。
・6月頃から、一時的な意識障害を伴うめまい、立ちくらみが強まる。
当時の主治医の紹介で、いろんな診療科で精密検査を受ける。
(※長時間の記憶喪失ではなかったため、解離症状とも異なります)
・精神科に転院後も、介助者なしでの歩行がとても難しかった。
・2014年10月、近所の内科で血液検査を受けに行ったら、ベンゾジアゼピン系薬剤の副作用と判明した。
(問診中にお薬手帳を見せたため)
現在の主治医に報告したのち、思いもよらぬ断薬が始まりました。
【離脱症状】
・解離症状の悪化(断薬2週間ほどで消えた)
・耳鳴り
・食欲不振
断薬40日目ほどで自由に歩けるようになったから、その頃に薬が抜けたと思います。
【現在の状態】
・お薬手帳には、ベンゾジアゼピン系薬剤全般の処方禁止と記載されている。
・薬が抜けたと同時に、元来患っていた肩こりが再発。現在も格闘中。
・肩こり対策でヨガポール、ハーブティーを利用中。
・ADHD当事者のため、ストラテラを服用中。
・社会復帰の目標があるから、もっと安定すればセロクエル75mgの減薬も始まります。
ベンゾジアゼピン系薬剤は、減薬・断薬で最も過酷な種類です。
私はたまたま重篤な副作用に見舞われて断薬できたけど、安易に処方して構わない薬とは思いません。
薬剤師曰く、内科でも外科でも処方される薬とのこと。
内科では軽い不眠を訴えた患者に、外科では肩こり・頭痛に悩まされる患者にいとも簡単に処方するようです。
精神科・心療内科だけの話ではないことには、私も愕然としました。
医師も、安易に薬に頼らせない治療法を提案して頂きたいですよね。
故に、当時の主治医ではなく、このような薬を開発した製薬会社に強い憤りがあります。