睡眠薬としてはここに掲載されていないがベンザリンの5mgが一番身体にあっているらしく、副作用も無く依存性も無い。マイスリーの即寝感に慣れてしまって途中で起きてしまうようになってからベンザリンに変えたのだが、同じ様に睡眠障害が落ち着かない人は薬種を変えると劇的に変わるだろう。
離脱症状が一番苦しいのはアナフラニールである。デパスやらレメロンやらジェゾロフトやらは断薬してもさほど症状はなかったが、アナフラニールをいきなり
断薬すると・・目眩、吐気、始終車酔いに似た不快感、イライラ、判断力の低下、酷い不眠や逆に酷い過眠、食欲減退、性欲低下、視力低下、肌の痒み等の耐えがたい離脱症状が出る。
アナフラニールは少しずつ減薬していくのが良いと思う。症状が自律神経失調症に似ている為、鬱が再発したとか、悪化したと考えがちであるが自己判断で断薬した場合はまずアナフラニールを処方量飲む事で嘘みたいに離脱症状は軽くなる。その後、主治医に相談して断薬を目指すのがいい。
私の場合は3週間あまり地獄の苦しみの中をひたすら耐えた。特に車酔いの症状と、不眠が辛かったが、身体がアナフラニールを必要としなくなればそれに越した事はない。人によっては半年我慢して耐えても全く離脱症状が改善しないとかもあるみたいなので、アナフラニールを処方されて長めに飲んでいる人は自己判断での断薬はやめた方がいい。
薬の強弱で離脱症状が決まる訳ではないと思う。その人の体質や生活環境や鬱症状などに左右されるのではないだろうか。
なので自己判断での断薬はやはり避けるべきである。死に至る症状が出ないとも限らないし、治りかけの鬱が本当に悪化してしまうかもしれない。医者はきちんと診断してその人にあった投薬をしている(残念ながら全ての医者がそうとは限らないが・・)はずなのだから。信じよう。信じられない医者なら変える勇気を持とう。世の中には精神科医などたくさんいるのだから。
貧困が原因で投薬料を抑えたいならまずは医者に相談して、それでもダメならケースワーカーや精神保健師などにも相談してみては。病気を治すには無理してでも自分から動く事も必要である。それが出来ない状態なら最早仕方ない。頼れる者にすがる事はなにも悪い事ではないのだ。生きるんだ!