ドグマチール(スルピリド)に関する体験、離脱症状について備忘録としておく。
当方はSAD、双極性障害の治療中である。
以前よりあまり相性が悪く、50mg(1錠)では抗うつ効果が薄く頭痛の副作用が出ていた為に、すぐに服用を辞めた経験がある。
再度服用を決めたのは、抗うつとして効果が出るのは150mg以上という推奨を目にしたからである。(50mgは胃腸症状の改善が主とのこと)
1ヵ月服用を続けた。その結果、食欲の改善や気分低下の改善が見られた。やる気が出たのである。とても有用だったように思えるが、副作用としてアカシジアが起こりはじめた。そわそわする、手足が以上に神経過敏な状態となり、不眠に悩まされるようになったのである。
この時から断薬を意識し始めた。
そして減薬なしで断薬したのだ。
私はドグマチールに対しての知識が薄かったので、離脱症状がこれほど酷いものだとは思わず今ではとても後悔している。
このまま死ぬのではないかと思うほどの不安、過呼吸、吐き気、正常な判断ができず、このためパニックに似た状態に落ち入った。
様々な薬を服用してきたが、死んでしまいたい程の苦痛を感じたのはドグマチールが初めてである。
今現在も改善中の状態ではあるが、徐々に良くなっていっているのは体の状態で顕著にわかる。
服薬期間が短いため何とも言えないが、依存性は然程ないように感じた。
ただ、断薬時にきちんとした減薬を行い、経過観察をしなければ酷い目にあうのは必至だと思う。これはBZ系安定剤やSSRIよりも慎重に行うべきだと感じた。