長患いさんの断薬体験談

長患い
服用薬 サイレース レンドルミン メイラックス メレックス レキソタン レスタス アナフラニール アモキサン テシプール サインバルタ ルボックス リフレックス レスリン レボトミン テグレトール デパケン
服用開始 1997年08月
減薬開始 2010年02月
断薬開始 2011年07月
減薬・断薬中の離脱症状

全身にしびれ(時に痛みとも感じる)、震戦、強い不安、うつ症状の最悪時の再現、頭重(締め付けられるような感覚)。神経痛のようなこわばり。

現在の状態・コメント

1997年、鬱病と診断されました。 2010年、「LOH症候群」(男性ホルモン分泌異常)とわかり、一切の向精神薬の減薬・断薬を徐々に実施。 現在は抗鬱剤は無し、サイレースの減薬中。 服用薬に多くの薬品を書いていますが、全部を同時に飲んだわけではありません。睡眠薬、抗鬱剤は同時期に1,2種類ずつですが、転勤による転院をするとその都度薬品が変わったせいです。また、減薬開始後に既存症状の悪化(これも離脱)を抑えるために抗不安薬や気分安定薬を飲みました。
結論を言うと、抗鬱剤は必ず断薬可能。 一番離脱が苦しいのはベンゾジアゼビン系薬物(私のケースでは、サイレース、ロヒプノール、レキソタン等。)ですが、「ゆっくりやれば何とかなります。焦らない、急がないことが一番大事。」です。

自己判断の減薬、断薬は避けてください。急ぎ過ぎ、自己判断で減薬量を増やすと、かえって元の症状の悪化を起こすケースがあります(私は1度経験)。そうすると減薬はやり直しになるので、とにかくあせらない。

薬漬け・金儲け優先の医師もいますので人にもよりますが、私は減薬・断薬に理解のある先生でよかったです。勝手に急ぎ過ぎて鬱の揺り戻しが来た時に素早く気分安定薬と抗不安薬少量で安定させ、安定後速やかに抗不安薬の断薬をしましたが、医師の指導のおかげで問題は無く、今はサイレースのみの減薬中です。
ベンゾジアゼビン系の特徴として、長期服用による離脱症状の長期化があるそうです。
私は10年以上飲んでいたので、焦っても仕方がないとゆっくりやっています。
不眠が出るケースもありましたが、4,5日以内には改善します。眠れないことに焦らず、そのうち眠れると思い、目を閉じて横になっていれば、身体は休まるので、あとは認知行動です。 人によりますが、症状軽減のために私は半身浴で温まることや使い捨てカイロの利用、たまにマッサージを受ける。等を最近はしています。そのために外出するのもよい気晴らしです。 夏場のエアコンでの冷やし過ぎにも注意してください。末梢神経や血管が委縮し、身体症状がひどくなります。

2013/06/12 03:46:57
11件のコメント
ゆう
減薬大変ですね?私も21年服用して今年1月から減薬中です。約2年計画でやっています。まだ目立った症状は出ていません。
「LOH症候群」は副作用なのですか?
2013/06/12 13:31:26
長患い
ゆうさん
 いいえ。「LOH症候群」は離脱ではありません。
 一般的には「男性更年期障害」として知られるようになりましたが、泌尿器科の分野で、精神・神経の病ではありません。症状も様々なのですが、その中に「鬱そっくり」の症状があります。 私は38歳での発症だったので「加齢」ではなく、「過労・過剰ストレス」が原因でしたが、1997年当時にはまだ「LOH症候群」という疾病の概念が無く、単に外部から見ての症状から「鬱」とされて、実は逆効果となる薬品を飲んでいたのです。 病の原因は同じで、症状も鬱ですが、根本的に違う病です。
 「LOH症候群」は、男性ホルモン(主にテストステロン)の分泌異常です。治癒策はあり、補充注射や塗り薬で対症療法としながら、運動で内臓脂肪を減らす(ホルモンを分解する)、筋肉をつける(ホルモンを出す)等で回復します。 今は「不要だった鬱の薬」を断つことよる症状があるだけです。
 女性には役に立たない情報ですが、女性も更年期に鬱になるそうで、やはりホルモンが関係すると、泌尿器科の主治医が言っておりました。
 最悪の問題は、金儲け至上の神経科医が患者を誤誘導して、泌尿器科の見解を否定する者がいたことです。医師への心理的依存が強い状態でしょうが、家族による判断を頼むと良いでしょう。
2013/06/12 19:42:23
ゆう
誤診で精神薬を服用してたのですか?
災難でしたね!
2013/06/12 21:53:21
ゆう
今、54歳位ですか?
仕事はどうしてますか?私は46歳で難病持ちで無職です。
2013/06/12 21:57:11
長患い
53です。51の時厚生年金受給資格を得てから依願退職し無職です。家族がいない分、闘病は苦しかったですが、今は何とか貯金で食いつなぎながら、資格を目指してます。小さい会社の起業もしましたが、まだ回っていません。 参考にならないですね。
2013/06/13 10:58:49
ゆう
厚生年金受給資格って障害年金ではなくて?もらえるのですか?
条件があるのですか?国民年金では無理ですよね?
2013/06/13 12:22:08
長患い
障害年金は、厚生年金・国民年金の双方にありますが、厚生年金の方が手厚いそうです。
また、どちらの年金にしろ、「納付期間25年」が受給資格です。これまでは基礎年金制度があり、わずかでも受けられる人がいましたが、その資格は私はわかりません。
今、国民年金ならば、どこかの「社保等完備」とか書いてある会社に就職しない限り、厚生年金にはなりません。
私の主治医は、「もし、社会復帰の可能性があるなら、障害年金を受けると、精神障害者の烙印を押されるので、治りかけている彼方には勧めない」とのことでしたので、ケースワーカーや信頼できる方に相談を。社労士はダメです。
2013/06/13 14:00:28
ゆう
ありがとうございます。今の離脱症状はいかがですか?
あとどれくらいで断薬まで行けそうですか?
10年以上の人があまり居ないくて、質問ばかりですみません。
2013/06/13 15:41:50
みちこ
はじめまして。
私は鬱と社会不安で精神科の薬を飲んでいますが、良くなる兆しは全くなく悪化している気がします…。
アナフラニール、ソラナックスを10年、レンドルミンを8年ほど。
レンドルミンはここ1年は毎晩飲んでも眠れませんでした。
先月から更にサインバルタを処方され、一ヶ月飲みましたが、激うつ状態となり自殺衝動が襲い本当に危なかったです。
その事を医師に言うとサインバルタを20から40に増やされました。
ネットでサインバルタの離脱症状を知り、自分でやめて1週間ですが鬱が改善され嘘のように自殺衝動がなくなりました。
医師には、なるべく薬に頼らず減らしたいと話しましたが、今の良くない状態では減らせませんと言われました。
なので、減薬の相談は出来ません…。
ベンゾジアゼピン依存を知り、やめたいのですが自分の判断でしたら戻ってしまう事があるのですね…
相談出来る医者を探すしかないのでしょうか?
アナフラニールを夜飲むのをやめたら、息苦しさと理由のない不安感があります。
薬で苦しめられるなんて、何かおかしいですね…

2013/06/16 01:57:32
さく
はじめまして。
私も昨年末LOH症候群と診断されて、現在はホルモン治療をしている44才です。
サインバルタを断薬して2ヶ月たちますが、不安、倦怠感、不眠が続いています。
自分では断薬症状なのか、LOH症候群の症状なのかよくわかりませんが、毎日が辛いです。
長患いさんはその後どうでしょうか?
2013/09/03 09:28:00
しんぺい
はじめまして。紳平といいます。
私も、2年位前からLOH症候群のような症状で、頚椎や背中のこわばり、慢性的な便秘、高脂血症、低HDLコレステロール症、胆汁酸分泌低下が出てきました。現在33歳です。元々広汎性発達障害(アスペルガーや注意欠陥多動性障害)があって健常者より老化が早いと言われています。それと、30過ぎた辺りから躁鬱も出てきました。
それと、元々男性期の発育低下や胃下垂もあったのと幼少期の頃から運動機能も低かったのでたぶん生まれつきテストステロンの分泌は少なかったと思っています。
今年の3月に検査した時は遊離テストステロンの数値が9.7で30台の割にはやや低いと言われました。
2017/10/17 13:22:36

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