子育てと介護が重なり、うつ病を患い2012年4月よりレキソタンの服用が始まりました。
その後間もなく両親が相次いで他界し、体が痛くて耐えられなくなりました。
受診の結果、『全般性不安障害』と『身体表現性障害』との診断で、抗うつ剤、抗不安薬、睡眠薬を服用するに至りました。
●服用していた薬●
抗うつ剤・・・イフェクサー、レクサプロ
抗不安薬・・・レキソタン
睡眠薬・・・・・ハルシオン、マイスリー
●常用量離脱●
2016冬(服用4年半)頃より身体的異常を感じ始めました。
おもな症状として、
・季節問わず、大量の汗をかく
・頭痛の頻度、強度が日に日に増大
が起こり、日常生活に支障をきたすに至り、2018年8月に断薬を決意しました。
●減薬・断薬 段階での主な離脱症状●
・発汗 (服用4年半より出現。減薬開始から2か月程度がピーク。その後徐々に減衰減)
・体温調節異常 (服用4年半より出現。減薬開始から2か月程度がピーク。その後徐々に減衰)
・極度の恐怖心増大 (減薬開始から2か月程度がピーク。その後徐々に減衰)
・極度の不安感増大
・激しいイライラ (減薬開始から2か月程度がピーク。その後徐々に減衰)
・股関節付近に湿疹 (減薬開始から2か月から3か月の間がピーク。その後消失)
・シャンビリ (減薬開始3日目から出現。現在も減衰することなく出現継続中(つд⊂))
・左足首のしびれ (減薬開始から3か月の間がピーク。その後消失)
・視覚、聴覚、嗅覚、触覚の異常な神経過敏
・情報処理不能
・思考力低下
・混乱
・集中困難
・読解力低下
・聴解力低下 (話を聞いても一度で理解できない)
・記憶の分離 (子どもの成長過程や過去の記憶が部分的に欠ける)
・動悸
・頭痛 (主に前頭葉。片頭痛ほどの質の悪さはなく、なんとか耐えようと思えば耐えられる程度)
・痰
・かすみ目
・まぶしさ
・鼻づまり
・姿勢が保てない
・電車、バス、他人の運転する車に乗車すると目が回り、乗り物酔いする
・感情の鈍麻 (見るもの、聴くもの、全てに対し何も感じない)
・両脚のムズムズ感
・精神的にくつろげない
・パニック
・希死念慮
・孤独感
まだ他にも症状はあるかと思いますが、記入している現時点で思い出せないので、今後思い出したときに加筆修正いたします。
●減薬プロセス●
2018年8月 ①抗うつ剤の減薬 イフェクサー、レクサプロを1週間ごとに半減させていき1か月にて断薬
2018年9月 ②抗不安薬・睡眠薬の減薬 レキソタン、ハルシオン、マイスリーを爪切りのやすりで1日1削りで漸減。
2018年11月 漸減ペースと体内に蓄積した毒素の解毒・排毒スピードを考え、①と同じく11月初めより残りの量を1週間ごとに半減させていき、1か月にて断薬
賞味減薬期間4か月
経過や参考にした情報については下に記入します。
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減薬・断薬中の離脱症状は正直地獄のようです。そして相談できる相手やともに闘う同士や仲間も見つけにくく、孤独でとても苦しい闘いです。
こんな私でもよろしければ、声掛け合って、共に闘う力になれれば幸いです。
ツイッターで @narchance のアカウントで呟いております。離脱症状と闘うつぶやきが主ですが、お見苦しいつぶやきもあるかもしれません。
リアルタイムではそちらに経過などを書いております。
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2019.1.12
再服用から5日が経過しました。
主治医は 抗うつ剤 については以前の服用量まで戻すつもりみたいでしたが、最低容量で安定しているのでこれでしばらく様子見ようと思ってます。
問題は ベンゾ と非ベンゾのマイスリー。こちらは元の容量まで戻さないとダメでした。やはりベンゾ恐るべしです。
とにかく、来月 減薬 断薬 の専門医を受診予定なので、その先生のご意見を伺ってから折りを見て減薬を開始して行こうと思います。
悔しいながらも再服用したら、減薬前のだいぶ落ち着いた状態になったので、これを機に色々と信頼出来そうな情報を収集し始めました。
ネットで減薬や断薬について調べると大体内海医師か藤川医師、個人的に減断薬に成功なさった方のブログなどに行き着きますね。
断薬中は、離脱症状がとにかく酷くて、思考はまともでないし、情報の整理もできないはで、悪循環のループに見事にハマっていました。
やはりそんな状態で半年も一年も過ごすことは私にとっては危険すぎました。
常用量離脱が既に始まっていた私は当初、内海医師の「毒は一刻も早く体から抜くべき」という言葉にかなり踊らされてしまい、一気 断薬はしなかったものの、主治医にも「ちょっとペースが速いですね」と言われてしまうくらいのペースで 減薬に挑んでしまいました。
そしてこれまた内海医師の言葉に踊らされて…というか真に受けて、岩盤浴にもガンガン通っていました。
ニューヨークで脳神経を専門に学ばれてきたRimo Yokoさんの講話では「岩盤浴で体内から毒を排出するのは最後の最後です」と口を酸っぱくして言われていたのに、その時の私は…
常用量離脱から一刻も早く抜け出す事しか頭になく、 離脱症状を甘く見ていました。まさかこれほど地獄の様な日々になろうとは夢にも思いませんでした。
岩盤浴による排毒は確かに、それまでの私の体調不良を劇的には回復させました。
例えば子宮体癌は半年で消えましたし、常用量離脱による頭痛や脚のしびれ、体温異常や季節に関わらずかいていた大汗は見事に改善されました。だから岩盤浴による解毒排毒行為自体を私は否定は出来ません。
しかし、岩盤浴による排毒行動は体内から薬を一気に抜くのと同じ行為なので、いくら漸減で 減薬をして行ったとしても、結果として離脱症状は一気断薬したのと同じことになってしまいました。
それをRimo先生は言いたかったのではないかと思います。
さて 減薬 断薬 を自ら体験され、今は近畿地方で整体師をされている方のホームページを最近見つけました。
これまで減断薬成功体験ブログや減断薬指導をされている方など、様々な媒体を見てきましたが、やっと自分にシックリ来ました。
減薬の具体的なペース、実体験など、本当にご自身が苦労をされたのでしょうか、他の人だとこの辺りをボカして表現していたり、カウンセリングや治療に来てくれたらお教えします…と言った姿勢のものが多い中、この方はその辺りを包み隠さず教えてくれていました。
やっと希望の光を見つけた様な気がします。
『減薬 スケジュール』で検索すると、千葉大学などご丁寧に指導PDFを公開してくれているサイトなどもあり、大抵の精神科医・心療内科医はこの減薬スケジュールに則って指導処方をしている様です。
私の主治医も分割法で1〜2週間毎に減らして行きましょうと話していたので、これがセオリーの様です。しかし、減薬 断薬 成功者の方たちにいわせると、このペースではかなり速すぎると異口同音に書かれているのですね。
さて、あまり話を突き詰めて来て私も少し疲れてきてしまったので、少し話をズラします。
離脱期間の過ごし方のコツ?を書いていらっしゃる方が何人かいらしたのですが、彼らがこれまた異口同音にして言うのが、この期間は薬のことや症状のことばかりに意識が向かわないように楽しめることを見つけましょう…と。
離脱症状地獄に陥っていた私にとって、当初その言葉は余りにも明後日の方向を向いた言葉にしか思えませんでした。
しかし、再服用して少し落ち着きを戻すにつれ、確かに、その通りだなと腑に落ちました。
ただでさえ不安で、体調も万全ではない中で体調のことばかりに意識が向いていたら、それこそ地獄です。それは私自信が痛いほど感じた感想です。どうせ数ヶ月や半年で抜けるものではないのだったら、いつもと変わりなく健康な人達と同じように楽しいことを考えて日々を過ごした方が良いのではないかと。
長々と書いてしまいましたが、軌道修正中の私が思ったこと書き留めてみました。
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2019.1.8.
前日に、現在通院中の心療内科で減薬・断薬に成功なさった方はいるのか?主治医に確認しました。
いるにはいる様なのですが、やはりそこは患者も減薬→断薬に成功してしまえば病院になど来なくなってしまうので、経験談情報は乏しいようでした。
私は主治医を決して信頼していないわけではないのですが、減薬・断薬に関してはあまり専門家ではないのかな?と思い、かなり遠い所にある、減薬・断薬を積極的に行なっているクリニックを見つけ、取り敢えずセカンドオピニオン外来の予約を入れました。
混雑しているとのことで、受診できるのは1ヶ月以上先です。
また、減薬・断薬を針治療で促す鍼灸院も見つけました。ただ、こちらはマンツーマン治療とのことで、治療院も奥まった所にあるので、違う意味で不安があり、興味はあるけれど、門を叩くのをためらっております。
現在の体調は離脱症状の最悪な状態を継続しつつ、抗鬱剤の服用開始時の副作用で吐き気・頭痛で本当に地獄の様です。
行くも地獄、引くも地獄とはまさにこのことですね。
とにかく、今後は安全な減薬法に則って、離脱症状を出さない様に体から薬を抜いて行きたいと思います。
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2019.1.7.
絶望的に体調が悪化してしまい、泣く泣く通院していた心療内科へ飛び込みました。
主治医はそれほど深刻には受け取らず、結局、減薬前の処方でしばらく様子を見て、落ち着いたら、もっとゆっくりのペースで減薬していきましょうとのことでした。
悔しくて悔しくてならない。
しかし、この地獄のような離脱症状は、もうどうにも耐え難い。
毎日強い希死念慮にどう耐え凌ぐかの連続です。
やはり減薬ペースが早急だったのかもしれません。
1ヶ月、薬なしで体調も徐々に良くなって来ていたのに、本当に悔しくてなりません。
●実践している代替療法●
◇岩盤浴
1回3時間実践。減薬期は毎週1回、断薬後は2週間に1回入浴。
◇栄養療法
・オメガ3系油脂、グラスフェッドバター(飽和脂肪酸)の毎日摂取 (新しい脳細胞の再生のため)
・糖質制限 (炭水化物は野菜以外、基本的に摂らない)
・乳製品フリー (カゼインフリー)
・小麦製品フリー (グルテンフリー)
・ビタミンミネラルは一日必須量必ず摂る
療養中のため、特に積極的に摂っている栄養素
・鉄分
・マグネシウム
・ナイアシン (ビタミンB3)
・ビタミンD3
・納豆 (ビタミンK2)
・Pharma GABA
・プロバイオティクス 腸内細菌
・メラトニン
◇CBDオイル摂取
●参考にした情報●
◇動画◇
Rimo Yokoさんの『離脱症状を楽にする栄養療法のレクチャー』#1~10
https://binged.it/2As6iBC
内海聡医師による断薬セミナー
https://youtu.be/BrTgOFvVtcQ
◇書籍◇
『ドクター・患者さん・御家族・カウンセラーのための 向精神薬の減薬・断薬メンタルサポートハンドブック(2017・改訂版)』
常葉 まり子(著) (Kindle)
『離脱ノート : ベンゾジアゼピン薬剤の離脱症状に苦しむ人へ 闘病のヒントを探す (アンバーノートワークス )』
渡辺 瑠海 (著) (Kindle)
『いつから地獄(ここ)に: ベンゾジアゼピン処方箋常用量依存症からの脱出』
渡辺 瑠海 (著) (Kindle)