【断薬よりはSSRI賦活化症候群の話です】
◼︎2018/12
環境が変わり人前でスピーチすることが多くなりその度に赤面や発汗し、社交不安性障害というやつかと軽い気持ちでメンクリ受診。それ以外に不調などなかったのに地獄のはじまり。
セディールを5mgから始めて30mgまでアップ。気持ちが軽くなるなどの効果を感じる。
◼︎2019/3
セディールだけだとやはり人前で堂々と話せないと伝え、レクサプロ処方される。セディールを一気断薬し1週間開けたのち、最小容量の半量内服。直後に興奮、焦燥、アカシジアがでる。夜から身悶えするほど強烈な不安。5日続く、その間デパス3錠ほど飲む。処方した医師は、そんなに長く副作用がでるなんてありえない、という。あり得ないじゃなくて現実に起きてるんだから現実を見なさいよ、と思った。
◼︎2019/04
その後は全く元の状態に戻っていたが、めまいや胸の動機、突然の寒気と発汗などを経験。エレベーターに乗ると不安が出たことも。これまでに全くない症状で「???」となった。しかし普通にコーヒーやお酒がぶ飲みし、気兼ねなく人生をエンジョイしていた。
◼︎2019/04
その後は全く元の状態に戻っていたが、めまいや胸の動機、突然の寒気と発汗などを経験。エレベーターに乗ると不安が出たことも。これまでに全くない症状で「???」となった。しかし普通にコーヒーやお酒がぶ飲みし、気兼ねなく人生をエンジョイしていた。
◼︎2019/05
風邪をひき、夕方葛根湯を飲む。その夜夢で不安を感じる。昼から完全に強烈な不安の再燃を自覚。終わったと思っていたのに追ってきた死神に足首を掴まれた感覚。劇的な再発。
当初二週間は胸が燃えるかのような激烈な不安感と興奮。とてもじゃないが仕事などできない。ベンゾが嫌いだったがこの時ばかりは神様かと思った。2週間ほどアルプラゾラム を服用。一日0.4-0.8mg。その後、抑肝散→甘麦大草湯。
中途覚醒をくりかえし寝汗びっしょり。
不安が軽減した後も、身の置き所のない気持ち、落ち込み、飛び降りるという強迫観念、どうにもリラックスできない苦しさ(可笑しいけど、当時はベッドに横になってのんびりまどろみながら鼻をほじるのが夢だった)、心と体が常に緊張状態で、いつもの自分に戻れない強烈な違和感で苦しくて苦しくて仕方なかった。
2019/06〜現在では
時々揺り戻すも本当にわずかずつ回復。途中で食事をとると再発するんじゃないかという妄想が生まれ、水さえのめなくなったことも。暗雲が立ちこめるような暗い思考に何度も何度も絶望した。
現在は、睡眠障害と軽度のアカシジア、ときどき落ち込み、自分が何なのかわからなくなる、等の症状が持続してます。
読んでわかる通り離脱症状というより、SSRIの副作用である賦活症候群(アクティベーション)の再燃トラブルです。
セディールという激弱な薬がよく効いたことことも含め、薬に敏感なタイプなのかもしれませんが、たった半錠のレクサプロで半年経っても引きずる人がいることを伝えたいです。
また特殊すぎて誰からも理解を得られないので孤独で、同じような人がもしいればお話伺いたいです。
離脱か副作用かはともかく、脳は急な変化を起こすと戻るのに多大な時間を要するのだと思います。私は精神薬を今後飲むことはないと思いますがもし断薬する時がきたら、亀のようにスローペースでいきたいと考えてます。飲んでも飲まなくても地獄ならば、飲まないと思いますが、、。
もう一点は、回復中は関係ないと思われる薬に反応することがあるということです。他の方の記録でも回復中にロキソニンを飲んだら一気に悪化したというお話がありました。葛根湯には麻黄というエフェドリン(覚醒剤の原料)が含まれています。回復中の方はどうぞ気をつけて下さい。