【きっかけと現況】
2019年12月後半、仕事のプレッシャーとプライベートでの人間関係トラブルで、早朝覚醒したり仕事ができなくなったり食欲がなくなったりで、精神科を受診。今思えば、私は井原裕のいうところの、睡眠不足の「悩める健康人」であって、精神科を自分から受診してしまったのが全ての過ちだったと思う。
また、学生の頃に心療内科や学校の保健管理センターに定期的に通っており(将来の不安やホームシック)、その時にセディール5mgを定期的に処方されていたが、あまり効果の実感はなかった。初診時に、セディールを間違えてドグマチールと言ってしまったのが運の尽き。
最初はレクサプロ10mg半錠が処方されるが、(今思えば)アクティベーションが起こり、人生で経験したことのない不調(まったくベッドから動けない、食事も全く喉を通らない、眠ることもできない、起きている時間は絶えず最悪のイメージが頭から離れない、など)を経験し、その後も普通と絶不調の波で、ベルソムラ・ミルタザピン・抑肝散など、薬が追加される。
2020年3月、改めて中程度のうつ病と診断。なのになぜか統合失調症の薬を提案され、「この医者は薬を出すことしかできないのでは?」と初めて疑問に思い、減断薬と転院を決意。ベルソムラを止める。
2020年4月、転院し、誤診が判明。「12月は確かに1〜2週間抑うつ状態だったかもしれないが、中程度のうつ病という診断はおかしい。せいぜい適応障害とか神経症。そもそも原因があまりにもはっきりしているので、うつ病ではない。そんな環境では、心身の調子を崩すのは当たり前」とのことでした。
2020年5月、自分で論文・書籍等で調べた知識と主治医の指導の元、本格的に減断薬を開始。
2020年6月、レクサプロを断薬し、ミルタザピン(リフレックス)の減薬を開始。
2020年10月、完全断薬!
【参考文献】
他にもあるので、順次追加していきます。
●(論文)井原裕「うつ病臨床における「えせ契約」(Bogus Contract)について」
https://journal.jspn.or.jp/jspn/openpdf/1120111084.pdf
●(論文)井原裕「双極性障害と疾病喧伝(disease mongering)」
https://journal.jspn.or.jp/jspn/openpdf/1130121218.pdf
●(論文)井原裕「あたりまえのことを丁寧に ─ 精神科面接と療養指導 ─」
http://cont.o.oo7.jp/40_2/p407-13.pdf
●(書籍)井原裕「うつの常識、じつは非常識」
https://d21.co.jp/book/detail/978-4-7993-1927-7
●(書籍)アーヴィング・カーシュ「抗うつ薬は本当に効くのか」
https://xknowledge-books.jp/book/9784767809540
●(書籍)デイヴィッド・ヒーリー「抗うつ薬の功罪―SSRI論争と訴訟」
https://www.msz.co.jp/book/detail/07149/
●(書籍)ジョエル・パリス「現代精神医学を迷路に追い込んだ過剰診断 -人生のあらゆる不幸に診断名をつけるDSMの罪」
http://www.seiwa-pb.co.jp/search/bo05/bn907.html
●(書籍)エリオット・ヴァレンスタイン「精神疾患は脳の病気か?――向精神薬の科学と虚構」
https://www.msz.co.jp/book/detail/08698/
●(書籍)ロバート・ウィタカー「心の病の「流行」と精神科治療薬の真実」
https://www.fukumura.co.jp/book/b115432.html
●(書籍)野田正彰「うつに非ず うつ病の真実と精神医療の罪」
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000188202
●(書籍)田島治「なかなか治らない難治性のうつ病を治す本」
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000322926
●(ブログ)うつ、そして薬からの離脱
https://plaza.rakuten.co.jp/keikaijinsei/
●(ブログ)さよならデパス(断薬成功)
http://depas.blog.jp/
●(メディア)過大評価されている抗うつ薬の効果―「魔法の薬」ではない(井原裕)
https://medicalnote.jp/contents/150803-000008-BGRGJF
●(断薬.com)みかりんさん
https://danyaku.com/show_comment/411/
【服薬期間・服薬量】
●レクサプロ 186日間 合計10mg錠×151錠=1510mg(最大量10mg/日、最低量2.5mg/日)
●ミルタザピン(リフレックス) 252日間 合計15mg錠×208.875錠=3133.125mg(最大量15mg/日、最低量1.875mg/日)
●ベルソムラ
・服用中(この世のものとは思えない)悪夢がひどい→やめたらそういった悪夢はだんだんおさまっていきました。
●レクサプロ・ミルタザピン (リフレックス)
・通常では考えられないような不安感
・ストレスに極度に弱くなっている、打たれ弱さが増している
・朝に不安が強くなる傾向がある。お昼を通り過ぎると通常運転。
・ネガティブ思考を反すうして悪化→解消!(2020/11)
・(ミルタザピン)眠りが浅い。これは、減断薬前から。ミルタザピンの鎮静作用は良くて飲み始めの数週間で、飲み続けると眠りが浅くなると思う。加齢か?(私は20代です)
・身体症状は、疲れやすくなったり、体力の低下。もっともこれは、自宅勤務で椅子に座らず横になる生活を何ヶ月も続けていたせいもある。→横になる生活をやめて、運動するようになったら自然と治りました(2020/8~9)
・皮膚(まぶた、耳、生えぎわ、指)の炎症。もともと皮膚炎にはなりやすい体質だが、薬を減らす過程で出てきた。皮膚科に通院してステロイド剤を塗布しているが、対症療法に過ぎない。→多分ミルタザピンは関係ないと思います(2020/11)
・薬を減らすタイミングは数日、気持ちが落ちることがある。→薬の血中濃度が低下しているため。脳が薬があることが前提として、いろいろな機能を構成しているので、薬が減ったらいろいろな不具合が出るのが当たり前。
・おでこ?前頭葉?に違和感(むずむず感)。これは、ミルタザピンを足した2月ごろから断続的に感じる。Google検索しても、怪しいスピリチュアルネタしか出ていないので、ご存知の方いらっしゃいましたら、情報願います。→気にならなくなってきました(2020/11)
・2020年の8月ごろから目まいがするようになった。→解消!(2020/11)
・ちなみに、服用期間中は2019年12月末のレクサプロのアクティベーションで1週間休みを取った以外は、フルタイムで働いています。
○断薬の状況
【2023/11/22】
☆断薬3年1ヶ月経過
参考文献に挙げていた書籍の一冊を偶然旅行先の書店で見つけ、パラパラとめくっていたら「そういえば昔、減薬・断薬なんてことをやっていたな」と懐かしく思い出し、このサイトに再びアクセスしてみました。そうです。やはり、すっかり忘れていたのです。
精神医学の本を読むこともなく、私生活も病前の自分が羨むような好転ぶりです。
前回の投稿からも定期的に不安になることはあり、その度に心身のダメージを受けていました。
しかし、減薬・断薬のあの生き地獄に比べたら、軽いものです。ほとんどの人にとっては、減薬・断薬は人生で最大の試練だと今でも思っています。
初めて精神科の門をくぐり、精神薬地獄を生き延びた身から実感するのは、「現代人はドーパミンの奴隷である」ということです。
私が若い?男性だからということもあるのですが、SNSとインターネットポルノが現代社会の抑うつ・不安に重大な影響を及ぼしていると思います。
あなたがもし若い男性なら、SNSとインターネットポルノを人生から断つことで、精神安定が得られる可能性があります。(オナ禁は必須ではありませんがしたほうがいいです)
ゲーリー・ウィルソン『インターネットポルノ中毒 やめられない脳と中毒の科学』は訳が微妙ですが、自慰行為を週3回以上してしまう成人にとっては、もしかしたら減薬・断薬の手助けになるかもしれません。
【2022/3/18】
☆断薬1年5ヶ月経過
先日ネットサーフィンをしていたら思わぬところでこの断薬.comを見かけて、かつてこのサイトに毎日熱心に書き込みしていたことを思い出し、どうなっているだろう、と思ってまた書き込みました。そうです。すっかり忘れていたのです。
ほんの1年半前、服薬量をエクセルに必死に書いて半減期の計算をしたり、おぞましい不安と不眠で気が狂いそうになったりした、地獄のような日々を送っていたことも、今となっては遠い昔のことのようです。
断薬に必要なこと、それは「精神薬から手を切る」ことですが、それ以上に「精神医療界隈・減断薬コミュニティから手を切る」「精神医療に関するサイトや本を避ける」ことが不可欠だとしみじみ思います。断薬成功の最後のカギは、今まで仕入れた精神医療・精神薬の情報を少しずつ忘れていていって、日常に戻ることです。減断薬は確かに私たちの人生の重大事の一つでしたが、人生の本道は、精神薬には、そして減断薬にはありません。登り切った梯子は投げ捨てられなければなりません。
2020年はそれこそインターネット中をくまなく探した減断薬体験記も、今となってはそもそも存在すら忘れてしまっています。おすすめは、ブックマークから削除することです。そうすると、自然と見なくなりますよ。おすすめです。
減断薬を成功させた人がしばしばその後にブログや投稿がまばらになることがあると思いますが、それは「登り切った梯子を投げ捨てたから」、つまり、人生のメインルートに戻っていったからなのだと思います。
いまでもときおり不安になって眠れないこと、仕事でパニックになることはあります。でも、人間なんてそんなものでしょう?と割り切ることができるようになりました。
また、2021年はSNSが不安を強化している、ということに気づき、スマホやPCからアプリを削除したところ、てきめんに効果がありました。SNSはあなたを幸せにはしてくれないどころか、嫉妬や不安や妬みや怒りや抑うつを増幅させる装置です。
精神疾患には一時的に薬が必要な可能性はあります(錯乱の鎮静とか重大な自傷を避けるため、などなど)。
しかし、(明らかな陽性症状のある統合失調症や、明らかにわかる双極性障害Ⅰ型などの投薬が必須なものを除く)精神疾患の根治は、結局精神療法・あるいは当事者自身で精神療法を学んで実践するほかないのだ、と思いました。
私含め、現代のうつも不安も不眠も病気ではなく、むしろ「このままの生き方ではまずいから、生き方・人生観・考え方の基盤を変えないとまずいぞ」という身体・精神からのメッセージなのだと思います。
おすすめは、森田療法とACT(Acceptance and Commitment Therapy)です。どちらも「不安を消すことは無理だから、それを受け入れて行動していこう。不安はそちらに気を向けて取り除こうとすればするほど強化されますます離れがたくなる。不安があっても人生を進めていけば、不安はどこかに行ってしまう」という考えがベースになっています。
【2021/7/16】
☆断薬9ヶ月経過
以前は毎日のようにこの断薬.comや減薬・断薬のブログをいくつも覗いて不安を抑えこもうとしていたのですが、いつのまにかそういったブログも見なくなりました。ここのこともすっかり忘れており、たまたま検索で引っかかったので思い出し、近況を書いてみた次第です。また、下部の「心掛けていること」を少し追記しました。
断薬の日もすっかり忘れてしまって、遠い昔のことのようですが、数えてみたら、まだ1年経っていないのですね。過去の自分の書き込みを見ていると「本当にこれ自分か?」と思いますが、そういった辛い過去を忘れられるから(まだ忘れられませんが)、人は生きていけるのだろうと思います。
これだけ変われるのだと思うと、やはり減・断薬・そして精神科と手を切るという自分の判断は間違っていなかったと確信しています。
精神科の薬は本当に恐ろしいです。「薬 離脱」でGoogle検索すると、精神科・心療内科の薬のやめ方ばかり出てきます。それだけ、止めたくても止められない人が多いことの証左ではないでしょうか。
不安感はありますが、こういうご時世というのもありますし、それは人間としては当然の不安なので、問題ありません。
会食恐怖はまだあり、先日コース料理の店に行った時にパニック気味になってしまいましたが、天気が悪く、またその料理が口に合わないというところで、精神科の門を叩く原因のひとつになった、会食での失敗がフラッシュバックした、という形です。
「食事を残すことに対する罪悪感」があるように育てられると、会食恐怖になりやすいと思います。何も気にせず、まずい飯は残す、くらいの人はなりにくく、「せっかく作ってくれたのに申し訳ない」「食べないと怒られる」という人が会食恐怖になりやすいと思います。
睡眠は、一時期不眠気味になりましたが、それでも最もひどい時で、24時前に寝て5時ごろに起きてしまうという程度。しかも、騒音や明かりが原因だったので、そちらを緩和したら自然と良くなっていきました。
「精神科の薬からの回復は、服用期間と同じくらいかかる」ということを考えると、服用期間が約10ヶ月だった私は、そろそろ卒業でしょうか。
【2021/2/1】
☆断薬16週間経過
まだまだ不安感が残っていますが、これは人間として正常な不安感(=理由のある不安感)なので、これで離脱終了とします。ご愛読ありがとうございました。そもそも新型コロナのご時世で、不安が全くない人間という方が異様ですし笑
・理由のない不安感→消滅。
・睡眠→24時就寝8時起床。明け方に起きることもほとんどなくなった(週に1回あるかないか)。
・料理に対する恐怖感→消滅。
・会食に対する恐怖感→これも場慣れしかないが、都内ではこのご時世は厳しい。まあ、ボチボチと・・・
・うつだった頃のトラウマをどのように克服するかが課題だが、これは薬の離脱とは関係ない話。
【2021/1/18】
☆断薬14週間経過
ほとんど日常を取り戻しました。年末年始は不安になることが多かったですが、やはり不安感は社会的なつながりを持つことで解消されると思います。
・理由のない不安感→消滅。理由のない不安感がループしてうつうつとすることが多かったのが、「そんなことを考えたところで今を生きるしかない」と考えを立ち切れるようになった。
・睡眠→完全に平常に戻る。24時就寝8時起床。また寝るのが遅くなってきているので、正したい。たまに明け方に目が覚めることがあるが、それは今までの人生でもずっとそうだった。
・料理に対する恐怖感→ほとんど消滅。
・会食に対する恐怖感→克服中。これもまあ、場慣れしかないと思う。
・得体の知れない孤独感→これも消えつつある。
漢方を服用しだして4ヶ月、ようやく効果が目に見えてきたのかな、と思います。もっとずっと長く飲んでいる感覚でしたが、まだ4ヶ月しか経っていないことに驚き。サウナも継続中。
【2020/12/28】
☆断薬11週間経過
日常をほとんど取り戻しました。本当にありがとうございました。精神疾患に関する情報をインターネットから断つこと、これが断薬以降には非常に効果的だと思います。
抑うつの本態は「自己攻撃を延々と繰り返して反すうし、脳にすり込む」です。これに心から納得して、行動しないかぎり、向精神薬で抑うつは治りません。
離脱症状
・理由のない不安感→消滅。理由のある不安感(仕事や恋愛や健康問題など)だけとなり、常人となった。理由のない不安感は本当に厄介だった。
・必ず明け方に目が覚める→消滅。というかあってもなくても気にならなくなった。
・料理に対する恐怖感→これはまだ多少あるが、そのうち慣れていくと思うので気にしていない。
【2020/11/30】
☆断薬7週間経過
先週より揺り戻しが来ていて疑問。パニック障害ではないが、不安感や焦燥感がある。早朝覚醒もあるので、交感神経系のバグである。しかしながら、原因のある不安や焦燥感なので、そこは進歩。
離脱症状
・理由のない不安感→理由のある不安感に変化。この理由というのは、人間関係の問題、もっと言ってしまえばそもそも精神科に行ってしまった原因の一つなのだが、それに対して精神科に行く前と同じアプローチをしようとしてしまい、これでは同じことの繰り返しだと思いとどまる。何かをしていれば不安感は去るのだが、家に一人でいると不安で仕方がなくなる。脳が過剰に活動してしまっているので、収まるのをただ待つしかない。ここ数日の不調?で考えたのだが、抑うつの根本原因は、「自己攻撃を延々と繰り返して反すうし、脳にすり込む」ことだと思う。
・必ず明け方に目が覚める→解消してきたのだが、今日に限り復活して焦っている。
・料理に対する恐怖感→相変わらずある。
漢方・筋トレ・有酸素運動・サウナも継続。多分ブルーライトをカットしたり、瞑想したりするのが一番効果があるのだと思う。仕事でただでさえ一日8時間画面を見ていて、家や移動時間もスマホやタブレットを見ているので、起きている時間の8割以上画面を見ているという生活を続けているので、脳が過敏になってしまっている。
【2020/11/23】
☆断薬6週間経過
先週と変わらず。リフレックス(ミルタザピン)自体の血中濃度は0.00003mgなので、血液中からは抜けている。ただ、先週同様に脳が薬があった状態に慣れ切っているので、根拠のない不安が残っている。短くて断薬後3ヶ月、長くても服薬期間と同程度の期間乗り切れば良いのか?と信じるしかない。
離脱症状
・理由のない不安感→これが無くなれば離脱は終了なのだが・・・まだある。どう考えても交感神経が優位になりすぎていて、サウナや交互浴程度ではなかなか整わない、というのが現状(だが、やるしかない)。外食時になぜか強く不安になってしまうことがある。完食しないといけないという強迫観念があるのかな?と自己分析する。私はケチなので、「損をしたくない」という強い意識があるのだと思う。の割には、平気で冷蔵庫でダメになった卵とか豆腐とか缶詰とか捨てるし、その辺の整合性が取れてないので、我ながら「?」という感じ。自分の潜在意識が顕在化しているのだろうけど、「おもしれ〜」ぐらいに軽く受け流していれば良いと思う。生真面目なので何事も真剣に向き合って克服しようとするが、そもそも「不安」と戦う必要が本当にあるのか?克服の対象とすることで症状が強化されるというのはある。
・必ず明け方に目が覚める→これは、そういう思うようにして、ここに書き込むのを止めるようにしたら気にならなくなると思う。睡眠時間は7〜8時間半。眠くて眠くて仕方がなく、7時間を切ると夕方は眠くてあくびだらけという感じである。脳が回復しようとしているのかな?
・料理に対する恐怖感→気が向いたら作る、という感じ。というか、そもそも肉がそんなに好きではないことを思い出した。
漢方・筋トレ・有酸素運動・サウナも継続。漢方はそろそろ夕の柴苓湯が終了となり、朝昼の半夏瀉心湯だけになるはず。
あと、減断薬者に限らず、メンタルに問題のある人は大体姿勢が悪くて息が深く吸えていない気がする。ということで、数週前から姿勢を改善するためにストレッチをしている。左肩の肩甲骨周りの可動域が非常に狭かったり、うつ伏せになるときに中学生の頃から10年以上右しか向いていなかったので、左を向くのが非常にきつかったり、物を噛むときに右しか使わなかったり、体に歪みがある、という可能性があるので、それらを改善していきたい。
【2020/11/16】
☆断薬5週間経過
先週と変わらず。向精神薬を飲んでいたのが遠い昔のような気がするが、まだ5週間しか経っていないのかと驚く。
リフレックス(ミルタザピン)自体は血液中からほぼ抜けている。ただ、脳がまだ薬があった状態に慣れてしまっているので、根拠のない不安が残っている。ベンゾ断薬後に反跳性不眠があるように、抗不安作用のある薬物を切ると反跳性不安がでるようだ。
対処法は、ただ時が過ぎるのを待つしかない。多くの断薬成功者ブログを見てもそのように書いてある。
離脱症状
・理由のない不安感→これが無くなれば離脱は終了なのだが・・・まだある。
・必ず明け方に目が覚める→気にならなくなってきた。あれほど気に病んでいたのに笑
・料理に対する恐怖感→ってか肉買わなければ良くねえ?ということで、そのようにしている。
漢方・筋トレ・有酸素運動・サウナも継続。
というか、単純に労働環境(人がどんどん病んで抜けていく)が悪い。
【2020/11/9】
☆断薬4週間経過
離脱症状はどんどん軽くなっており、ほとんど精神医療にかかる前と変わらなくなってきた。ただ、完全回復とは言えない。
これは減薬を始める前からそうなのだが、「うつ」の時のイメージ、自分は「うつ状態」だったのだ、という記憶を時折思い出して苦しい気持ちになる。
ただ、これは日にち薬、ただ時が過ぎるのを待つしかないと思う。
リフレックス(ミルタザピン)の血中濃度は0.002mgなので、ほぼ無視できるレベル。年内には完全にゼロになると思う。
離脱症状
・理由のない不安感→理由のある不安感になってきた。相変わらず起き抜け〜午前中がピークで、午後からは弱まっていく。
・必ず明け方に目が覚める→日によっては、明け方に目が覚めずに普通に7時まで寝られる日が増えてきた。22時〜24時前就寝。
・寝付きが悪い→これは、改善した。
・胃のムカムカ感、悪心→これは、日によっては午前中にある。
・食欲不振→以前が食べ過ぎだったので、普通レベルに。
・目まいというかフラフラ感→ほぼ感じない
・料理に対する恐怖感→肉ではなくお勤め品の魚を買って調理できた。数ヶ月ぶりである。肉や魚を残してダメにすることに対する潜在的な恐怖が明らかになったのが原因なのでは?と思う。なぜなら、野菜や豆腐や卵を捨てることには全く?躊躇しないからである。この差は何なのだろう?
漢方は引き続き朝昼半夏瀉心湯+カレーの匂いの生薬、夜が柴苓湯。夜は割と飲み忘れることが多い・・・。筋トレ・有酸素運動・サウナも継続。
【2020/10/26】
☆断薬2週間経過
離脱症状はどんどん軽くなっているが、まだ完全回復とは言えない。
離脱症状は、
・理由のない不安感。かなり減少傾向にはあるが、まだある。特に明け方目が覚めて出社するまでに強まり、時間が経つとおさまっていく。やはりここ一番つらい症状で、これが無くなったら離脱終了と言えよう。
・必ず明け方に一度目が覚める(継続)。そのあとは眠れることも眠れないこともある。日によって単なる早起きになることもある。睡眠時間は合計で6〜7時間。睡眠が浅くなった。向精神薬を服用してから目覚ましを全く使わずに生活しているが、10時間くらい泥のように眠ってみたいものだ・・・。
・寝付きが悪くなった(継続)。といっても、日によっては数十分で寝られるようになったので、人並みだろうか。向精神薬服用前は、布団に入ったら2, 3分ですぐ眠っていたのだが、それは単に慢性的な睡眠不足だったのだろう。
・胃のムカムカ感、悪心(継続)。生活に支障をきたすレベルではない。
・食欲不振(改善)。単に色の細い人レベル。
・目まいというかフラフラ感(ごく軽度→ほぼ感じない程度に改善)。
・書くのをためらっていたが、料理することに対する恐怖心がある。これは、ここ数ヶ月継続している。一人暮らしをしているのだが、特になまものをダメにしてしまう恐怖心が強く、肉が買えなくなってしまった。
漢方は柴苓湯が1日3回から夕のみになり、代わりに半夏瀉心湯にとある生薬(カレーの匂いがする!)を追加したものを、朝のみから朝昼になった。半夏に助けられている。漢方はこちらから何も言わずに処方量が減ったので、この調子で廃薬に至りたい。筋トレ・有酸素運動・サウナも継続。
【2020/10/19】
☆断薬1週間経過
毒を飲まなくなったというのはとても嬉しい一方、これだけ向精神薬や日本の精神医療の闇についての知識を得たのに、本当に薬を飲まなくて良いのか?と一抹の不安を抱くことがある。しかしもう一生向精神薬は服用しないという強い意志がある。
離脱症状は、
・理由のない不安感(かなり減少傾向にはあるが、まだある)
・必ず明け方に一度目が覚める(継続。ただし、その後眠れるもよう)睡眠時間は合計で6〜7時間。睡眠が浅くなった。
・寝付きが悪くなった(新規)23時ごろに布団に入っても、入眠するのに少なくとも1時間はかかる。服用前(〜2019年)は布団に入ってすぐグウと寝ていたので、レクサプロ飲みたての頃のなかなか眠れない感じが戻ってきて、不快。それにしても、アッパー系のSSRI、レクサプロと沈静系のNaSSA、リフレックスを同時に出すというのは、アクセル踏みながらブレーキを強く踏むようなもので、エンジン(脳)が焼き切れてしまう。本当に前医の精神科医は「薬の自動販売機」でしかなかったのだな、というガッカリ感が強い。
・胃のムカムカ感、悪心(新規)
・食欲不振(新規)空腹感はあるのに、あまり食べられない
・目まいというかフラフラ感(ごく軽度)
分析すると、断薬後に新規で出てきた症状は、どれもリフレックス(ミルタザピン)の副作用と真逆の作用である。リフレックス(ミルタザピン)は副作用として食欲増進(というか、爆発レベル。女性は数十キロ太ってしまうこともあるようです)、傾眠(人によっては20時間近く眠りこけてしまうこともあるようです)があるが、かれこれ2月から8ヶ月半もリフレックス(ミルタザピン)を服用してきており、脳が薬剤があるのが当たり前になってしまっているので、いざ断薬して薬がなくなると、たとえそれが微量だったとしてもこれまで得られていた副作用と反対の作用が起こる。これは、数々の良心的な著書や論文、ブログなどで散々指摘されていることなので、離脱症状だと言える。
そして、私は春も秋も花粉症なのだが、リフレックス(ミルタザピン)をがっつり飲んでいた今年の春は全然花粉症ではなかった(抗ヒスタミン作用があるため)。一方、この一週間は鼻がとても痒く鼻水が出る。つまり、これは抗ヒスタミン作用がなくなった=リフレックス(ミルタザピン)が体内から順調に出ているのではないか?と思う。もしそうなら、順調ということでとても嬉しい。
漢方は相変わらず半夏瀉心湯に助けられている。柴苓湯もリフレックス(ミルタザピン)を断薬したことで、速やかに向精神薬を体外に排出してくれるようがんばってほしい。半夏に限らず、柴胡剤も精神症状には効果的なようで、半夏は即効性があるが柴胡剤は穏やかに効いてくるのかな?という個人の実感がある。筋トレ・有酸素運動・サウナも継続。金がどんどん無くなるが、ここが肝腎要の勝負所である。
●減薬の状況
【2020/10/12】
★ミルタザピン (リフレックス)15mg×1/8錠(1.875mg)→0錠!(終了)
主治医との合意で、投薬が終了した。精神医療のおかしさに気づいて約半年、何度も気が狂いそうになったが感慨深い。
離脱症状は、
・理由のない不安感(減少傾向にはある)
・必ず明け方に一度目が覚める(継続。ただし、その後眠れるもよう)睡眠時間は合計で6.5〜8時間。
漢方は相変わらず半夏瀉心湯が効いており、嬉しい限り。精神的に依存しているが、これも体質改善させたら終了させていきたい。根拠のない不安感が消えたら、離脱終了といえる。こればかりは時間薬なので、今まで通りのんびりいきたい。それにしても、「効きもしない毒を飲み続ける」というのがすごいストレスだったので、その事実が無くなったことはとても嬉しい。
筋トレ・有酸素運動・サウナは引き続き継続。また、新たなコミュニティに参加して、コミュニケーションを図っている。孤独感は精神症状を悪化させるため。孤独=悪ではなく、そこからネガティブ思考を膨らませるのが精神症状に良くない。
【2020/10/5】
★ミルタザピン (リフレックス)15mg×1/4錠(3.75mg)→1/8錠(1.875mg)
前回の減量から3週間が経過。次回の減薬までの折り返し。断薬まであと1週間である。
数日前から、1/4錠の欠片を更に割って1/8にしている。
離脱症状は、
・理由のない不安感
・必ず明け方に一度目が覚める(継続。ただし、その後眠れるもよう)睡眠時間は合計で6.5〜8時間。
漢方の柴苓湯の効果は相変わらず不明。おそらく、断薬してから速やかに薬剤を排出するのだろう。半夏瀉心湯の煎じ薬はかなり苦い薬らしいが、飲みはじめはむしろ甘く感じ、ここ数日は甘みが減った気がする。苦い漢方が甘く感じるのは、その人に効果があるということらしい。そのため半夏瀉心湯は毎朝飲んでいる。
また、筋トレ・有酸素運動・サウナ(ドライもミストも)のおかげでかなりよくなっている感じがある。
【2020/9/28】
★ミルタザピン (リフレックス)15mg×1/4錠(3.75mg)(継続)
前回の減量から2週間が経過。次回の減薬までの折り返し。断薬まであと2週間である。
離脱症状は、
・理由のない漠然とした不安感、焦燥感(継続)
・ふわふわとしためまい(8月から継続)
・必ず明け方に一度目が覚める(継続。ただし、その後眠れるもよう)睡眠時間は合計で6.5〜8時間。
漢方の柴苓湯は効いているんだか効いていないんだか不明。上記離脱症状を訴えたら、頓服で半夏瀉心湯が処方された。一度試しに飲んだが、確かに落ち着いたので効果を感じた。プラセボかもしれないが、ありがたい。
あれだけ酷い目に遭ったのに、薬をやめたら悪化するのでは?という思い込みがあるが、これまで調べてきたことを読み直して落ち着かせる。
離脱症状そのものではなく、社会的なレッテルに対する事実/思い込みに苦しんでいる感じがある(入れる生命保険に限りがある、向精神薬の服薬歴のある人間がどこまで通用するのかなど)。事実は変えられないので、可能な限り抜け穴を探し、思い込みは人との関わりで廃していく。
【2020/9/14】
★ミルタザピン (リフレックス)15mg×1/2錠(7.5mg)→1/4錠(3.75mg)
前回の減薬から4週間が経過したので、主治医との合意でまた1/4錠減らす。断薬まであと4週間である。
相変わらずふわふわとした目まいを感じる。また、どうしても月曜日に不安感や焦燥感が強くなってしまうため、漢方専門薬局で柴苓湯の散剤を処方してもらう。半夏厚朴湯ではないのかと疑問に思うも、西洋医学と違って人によって処方される薬は違うので、そういうものかと半信半疑で飲み始める。お財布には優しくないが、不安感や焦燥感が解消されるなら安いものである。
相変わらず身体症状よりは精神症状の方がダメージがあるが、脳のバグと思って何とか乗り切るしかない。
睡眠時間は中途覚醒があるが合計で7〜8時間寝られている。
抗うつ薬やベンゾ系の薬は、本当にその人その人の弱いところを的確に突いてくる、と敵ながら?感心してしまう。
【2020/8/31】
★ミルタザピン(リフレックス)15mg×1/2錠(7.5mg)(継続)
前回の減量から2週間が経過。次回の減薬までの折り返し。
最初の1週間は特に離脱症状は無かったが、2週目の月曜日に根拠のないパニック感を感じた。
呼吸が口呼吸で浅くなっていること、休日なのに予定をこなすことにいっぱいいっぱいになって休まっていない、のが原因と思われる。
サウナは毎週行っている。
ふわふわと目まいがするようになった。身体症状より精神症状の方がダメージがあるが、生きていれば不安があるのは当然だし、そこから回避すると余計に状況が悪化する(森田療法の「とらわれ」「はからい」でご検索ください)ので、ぼちぼち向かっていく。
引き続き、次回の減薬まで粛々と行っていきたい。
【2020/8/17】
★ミルタザピン(リフレックス)15mg×3/4錠(11.75mg)→1/2錠(7.5mg)
前回の減量から4週間が経過したので、主治医との合意でまた1/4錠減らす。
前回の経験から、血中濃度が安定するまでの1週間程度は精神的に不安定になることが予想されるが、もう仕組みは分かったので楽観でいく。
引き続き、皮膚炎がある。目の周り、手指や甲、首筋。弱いステロイド剤を塗布している。ビールが飲めない夏がこんなにしんどいとは・・・。
サプリメントは、EPAが終了したので、「ビタミンC」「マルチビタミン」「マルチミネラル」を摂取。
また、サウナを開始した。毒抜きに効果があるようで、半信半疑であるが、やれることはなんでもやる(向精神薬と比べて、リスクをベネフィットが上回ると判断)。
【2020/8/10】
★ミルタザピン(リフレックス)15mg×3/4錠(11.75mg)(継続)
前回より更に安定してきた。
時折、不安になることもあるが、そもそも、生きていたら不安があるのは当たり前なので、目の前のことをする。
やれ離脱症状だと気にしすぎなのでは?という感がある。
引き続き、皮膚炎がある。目の周り、指、手の甲、首筋が炎症。弱いステロイド剤を塗布している。
サプリメントは、EPAがそろそろ無くなるので、これは終了としたい。マルチビタミン・ビタミンC、マルチミネラルは継続。
【2020/8/3】
★ミルタザピン(リフレックス)15mg×3/4錠(11.75mg)(継続)
薬の血中濃度が安定してきたこともあってか、精神的に落ち着いてきた。
頭の鈍重感がある。
引き続き、皮膚炎が収まらない。一箇所をステロイド剤で鎮めても、別の箇所が皮膚炎になる。
一度、明け方に腹痛で目覚めて、黒い軟便が出た。減薬に伴う好転反応と思われる。
【2020/7/27】
★ミルタザピン(リフレックス)15mg×3/4錠(11.75mg)(継続)
薬の血中濃度が減少していることもあってか、一週間ずっとネガティブな考えが多かった気がする。
また、皮膚炎が復活してきた。もっとも、これは薬の塗り忘れもあるが。
あと、めまいがすることがある。これは午前中。
【2020/7/21】
★ミルタザピン(リフレックス)15mg×1錠→3/4錠(11.75mg)
レクサプロをやめたことによる離脱症状は特になく、ほぼ普段通りの生活。しかし、まだストレスに対しての適応能力は弱いところが見られる。
予定通り、ミルタザピン(リフレックス)の減薬を開始していく。
リフレックスの半減期は32時間、レクサプロより長い。そのため、離脱症状は出にくいと考えられるが、その分ゆっくりと引いていく必要がある。
減薬して血中濃度が安定するのには約11〜12日間かかる。レクサプロ同様、4週間スパンでステイさせて徐々に引いていく。
また、抗うつ薬減薬の盾として漢方を使うことは、現在の主治医に5月に提案したが、不要と言われた。
本当に面倒な薬を飲まされていたのだな、という気持ちがある反面、(当事者には申し訳ないが)ベンゾ系でなくてまだ良かったな、という率直な気持ちもある。
【2020/6/22】
★ミルタザピン(リフレックス)15mg×1錠(継続)
★レクサプロ10mg×0.25錠(2.5mg)→0錠!(終了)
予定通り、レクサプロを止める。レクサプロは自分にとって本当に悪魔の薬で、一生飲みたくない。現在ではレクサプロの適応が不安障害やらパニック障害やら広がっているが、とんでもないことだと思う。ここから、ミルタザピン(リフレックス)の減断薬を始めていく。4週ごとに4分の1(3.75mg)ずつ減らしていく。
【2020/5/25】
★ミルタザピン(リフレックス)15mg×1錠(継続)
★レクサプロ10mg×0.5錠(5mg)→0.25錠(2.5mg)
レクサプロの減薬を再開する。4週かけて、2分の1錠から4分の1錠に減らし、その後4週かけて0にしていく。
レクサプロの半減期は24〜28時間、そのため、減薬して血中濃度が安定するのには約10日間かかる。また、脳内セロトニントランスポーター占拠率半減期も約130時間であることを考えると、3〜4週間くらいでステイさせるのが賢明だろう。
レクサプロを減らして最も気付くのは、下世話な話で恐縮だが、性欲が戻ってきたことだと思う。何を見ても全くその気にならなかったのが、徐々に戻ってきた。
また、ミルタザピン(リフレックス)の減薬スケジュールについても、主治医と合意の上で設定する。断薬予定日は10月だ。
【2020/5/12】
転院を決意。結局、前医は「自分は薬の自動販売機ではない」と言いながら、こちらが「薬を減らしたい」と提案しなければ薬を増やすことしかしなかった。今(2020年7月)思い返すと、複数の抗うつ薬を使い続けるのも大きな疑問。通常単剤使用が原則なのに・・・。ただ、ベンゾジアゼピン系の薬を処方してこなかったことだけは評価できる。
【2020/4/27】
減断薬ができる医者を探し続け、現主治医へ初診。向精神薬は対症療法に過ぎず、あなたに薬は必要ない。診断名もおかしい(そもそもあなたは病気ではなく状態の話)。よって薬を減らしてゼロにしていきましょうと言われる。自分で勉強していたこともあり、前医にはない納得感があった。
【2020/4/21】
★ミルタザピン(リフレックス)15mg×1錠(継続)
★レクサプロ10mg×1錠(10mg)→0.5錠(5mg)
★ツムラ牛車腎気丸1包(2.5mg)×1日3回→0(終了)
前医への不信感と、足の痺れに処方されてきた漢方薬(牛車腎気丸)が奏功しないことを訴えると、なぜかレクサプロがいきなり半分になった。謎だ・・・。結果的に、今(2020年7月)から振り返ると、結果オーライだったが、精神科医というのは薬を盛ることはできても、減らすことについては自分が飲んだことが無いからか、あまりに無頓着すぎる。
【2020/4/7】
★ミルタザピン(リフレックス)15mg×1錠
★レクサプロ10mg×1錠
★ツムラ抑肝散1包(2.5mg)→0(終了)
★ツムラ牛車腎気丸1包(2.5mg)×1日3回(開始)
足の痺れが抑肝散で警戒しないため、牛車腎気丸に切り替え。
【2020/3/31】
★ミルタザピン(リフレックス)15mg×1錠
★レクサプロ10mg×1錠
★ツムラ抑肝散1包(2.5mg)(開始)
足の痺れや不安感があるため、抑肝散を開始。精神医療に対する不信感が強まっている。
【2020/3/24】
★ミルタザピン(リフレックス)15mg×1錠(継続)
★レクサプロ10mg×1錠(継続)
★ベルソムラ10mg→0(終了)
ベルソムラが終了した。確かに、寝つきがよくなる(プールでくたくたになるまで泳いで、疲れて眠くなる様な自然な眠り)側面はあったが、副作用の悪夢が酷すぎるので、自力で中止した。身体依存は無いが、悪夢が無い人にとっては精神的に依存する薬だと思う。ベンゾ系の地獄と比べると、よっぽどマシではあるが・・・。
【2020/3/3】
★ミルタザピン(リフレックス)15mg×1錠(継続)
★レクサプロ10mg×1錠(継続)
★ベルソムラ20mg→10mg
自分なりに論文や書籍を読んで勉強し、精神医療の根本的なおかしさ、薬物療法の欺瞞的な構造に気づき、減断薬を決意。
とりあえず、一番減らしやすいベルソムラを減らしていくため、「悪夢が出るのでもう飲みたくない」と訴えたところ、ベルソムラが半分になった。依存がないとはいえ、やはり恐怖心はあるが、薬はなるべく減らしたい。
あまり記憶がないが、3月の診察で統合失調症の薬を提案され、主治医に対する疑念が確信に変わって転院を考え始めた。
【2020/2/4】
★ミルタザピン(リフレックス)15mg×1錠(開始)
★レクサプロ10mg×1錠(継続)
★ベルソムラ20mg(継続)
早朝覚醒や食欲の極度低下や不安感を訴え、ミルタザピンが追加。この薬は効果があり、不足していた睡眠時間を一気に補ったり、食欲が戻るどころか爆発して、体重がどんどん戻った。ただ、これのせいで血糖値の乱高下を起こし、不安感が強くなって症状が悪化した、という苦い記憶もある。
【2020/1/21】
★レクサプロ10mg×1錠(継続)
★ベルソムラ15mg→20mg
1月の記憶は正直ない。
【2020/1/6】
★レクサプロ10mg×1錠(継続)
★ベルソムラ15mg(開始)
早朝覚醒や不眠を訴え、ベルソムラを開始。今(2020年7月)思い返してみると、レクサプロによるアクティベーションでうつが悪化して、ベルソムラ程度ではどうにもならなかった。最も辛い時期で、あまりにも辛すぎて記憶が飛んでいる。
【2020/12/27】
★レクサプロ10mg×0.5錠(5mg)→1錠(10mg)
レクサプロを維持量に増量。ルネスタを頓服で出されるが、飲まなくて本当に良かったと思う。
【2020/12/20】
★レクサプロ10mg×0.5錠(5mg)
初診。今(2020年7月)思い返してみると、結果論だが、ここでなんで最初に内科に行かなかったのか、悔やまれる。服用を始めて3日後、激しいアクティベーションに襲われ、出勤できない状態に。年明けまで休養となる。
●心がけていること(死守)
・絶対にアルコールを口にしない。精神科薬を服用している人は厳禁です。アルコールを飲んでる限り、減断薬は成功しないし、精神症状がよくなることもないと考えた方が良いです。どうしてもやめられない場合、それはアルコール依存症が主症状で、副症状として精神の不調が出ている可能性もあるので、アルコール依存症の治療をすると精神の不調も解決することが多いようです。
・朝の散歩を日課にする。朝と言っても早起きする必要はなく、8時頃でも全然良い。とにかく、概日リズムを元に戻す必要がある。ずっと寝ていていいのは最初の1〜2週間程度だと思う。
●心がけていること(必須)
・離脱症状のことばかり考えていると、かえって悪化するので、他のことに注意する。心理学のシロクマ効果に近いと思う。離脱症状がひどい人とそうでもない人の差は、体質もあるかもしれないが、こうした心理的な一面もあると考えている。
・テレビを見ない。特にここ最近の感染症騒ぎは、不安を過度に繰り返し煽るため。
・ネットやSNSに依存しない。不安になるような情報を繰り返し見ようとしていたら、それに気づき、強制的に電源を切って遠ざける。→(追記:2021/7/16)といいつつ、SNSが原因で精神面が悪化していたのだな、ということを自覚し、スマホからSNSアプリを削除したところ、非常に快適になりました。今までのはなんだったのだろう、という感覚です。
・カフェインも睡眠の観点、パニックを引き起こしやすい観点から、避ける。元々、コーヒーはアレルギーなのですが・・・。エナジードリンクや栄養ドリンクなどは厳禁。チョコレートやガラナにも入っているのが盲点。
・睡眠時間を確保する(22時〜23時就寝、7時〜7時半起床、目覚ましなしで起きるまで寝る)
・睡眠時間を確保するために、一日中横になるのは厳禁。辛くても、椅子に座ったり立ったり、とにかく重力に逆らうこと。
・1日7000歩〜10000歩を目安に歩く。大体精神が不調になる時は考えだけが過剰に動いているので、考える前に身体をうごかす。
・血糖値の乱高下に気を付ける。ミルタザピン (リフレックス)服用者は特に、スナック菓子や甘いものを食後にドカ食いするが、そこで血糖値が乱高下し精神的に不安定になりがち。とはいえ、程々に食えば良いだけであって、オーソモレキュラーとか5時間糖負荷検査とかの「エセ科学」に大金を積む必要は全くない。
・血糖値に関連して、炭水化物を取りすぎな傾向にあるので、意識的に控えめにする。タンパク質メインにすると、満腹感が早く得られるが、糖質や脂質は依存性があるので、「もっと、もっと」になりがち。スナック菓子やコンビニスイーツの恐ろしさを自覚すること。
・SNSやブログで、「病み垢」さんと関わらないこと。具体的には、プロフィール欄に病歴や手帳の有無や飲んでいる薬やらを勲章のように並べていて、それがアイデンティティになってしまっている人たち。
・自分の服用している薬について、正しい知識を持つ。具体的にはGoogle検索で「添付文書 [薬名(例:レクサプロ)]」と検索すると、添付文書が見られる。同様に、書籍も調べる。おすすめは、井原裕先生です。ほとんどの精神科医の書いた本には、減薬断薬について書かれていないことにも注目すること(分からないことは本に書けない)。
・薬に頼らない治療法を実践する。個人的には、認知行動療法(西洋的)より、森田療法(東洋的)の方が、しっくりきました。
●心がけていること(必須ではない)
・客観性を持つ。おすすめは、同じ減断薬に挑戦する人たちの集まりに参加すること。彼らの姿を見ることで、自分が人からどう見られているか客観的に見ることができる。
・サプリメントで食事では摂取できない栄養素を補給する。ディアナチュラの「ビタミンC」「鉄+マルチビタミン」「EPA」、DHCの「マルチミネラル」を夕食後の服薬タイミングで摂取。とはいえ、飲みすぎるのは肝臓に負荷を与えるので、何でもかんでも飲まない方が吉と考える。(追記:2020/8/17)「EPA」は60日分の袋が終わったので、終了としました。(追記:2021/2/1)「マルチミネラル」は、袋が終わったので1月上旬に終了しました。(追記:2021/7/16)「ビタミンC」「鉄+マルチビタミン」は、袋が終わったので6月頃に終了しました。結局、「サプリメントを飲んでいるから大丈夫」という安易な依存心が、精神科の薬を飲んでいれば治る、という安易な考えに繋がっていた、という側面は多少はあると思います。とはいえ、サプリメントは毒にも薬にもなりませんから、減・断薬の支えとしては有効だと思います。ただし、松葉杖は骨折が治ったら使う必要はありませんし、登り切ったら梯子は不要になります。
・その他、思い出したら、追記していきます。