tzxさんの断薬体験談

tzx
服用薬 ユーロジン ワイパックス アンプリット ジェイゾロフト ルボックス
服用開始 2011年09月
減薬開始 2012年12月
断薬開始 2013年04月
減薬・断薬中の離脱症状

過剰な寝汗、悪夢(激しい怒りと叫びを伴った。)、突発的な軽躁、強烈な食欲(過食、したがって体重25kg増加)、容易に怒りの感情が起こった。焦燥感。

現在の状態・コメント

○ このサイトを立てた方(または方々)に感謝します。
○ これまで、ご自身の減薬、断薬の経験を記録に残して、ほかの人々に役立てられるように公開なさった方々に感謝します。

*減薬・断薬の順番 ユーロジン→ジェイゾロフト→アンプリット→デプロメール

(1)2013.02 寝汗は収束。焦燥感、過食あり。
2013.04 ほぼ平穏な日々。過食はほぼ沈静。25kg増えた体重は数kgしか低下していません。ときどき自己否定的な考えから、デプロメールを飲んだら楽になると思ったりしましたが、再度服用には戻りませんでした。
2013.05-07 焦燥感、まだあった。怒りを覚えやすかった。悪夢はほぼ収束。
2013.08 突然、ゆううつになり、予定のドタキャンを何回かした。薬の服用には、戻さず、我慢した。
2013.09 ひまし油の温湿布の記事を発見し、取り入れた。2週間くらい経ったところで、ある日、熟睡できた朝が来た。そして頭の中が晴れ渡るような感覚に至った。
2013.10-11 仕事が困難な状況(= 仕事の内容が難しくなった)になって、能率が下がったが、逃げずに取り組めた。
2014.01 ほぼ不快な症状が収束したような気分。

(2)健康悪化は、次のような経過でした。一時的にでも問題(一つは職場のパワーハラッサー)から逃避したかったので、病気休暇を取得し、心療内科にかかりましたが、上記の処方により、廃人の手前(例えば、体重は20kg落ち、考えることができない、過度に強迫的な行動など)まで落ちていきました。

(3)働き方への影響は、次のとおりです。病気休暇は1週間で、月曜-金曜の勤務(デスクワーク)に戻りました。でも、薬の副作用で、実質的に仕事になりませんでした。2013.10頃は、仕事の能力が戻らなかったです。

(4)他にかかっていた医療は、次のとおりです。漢方医でもある内科医、中枢性甲状腺機能低下症の専門医、婦人科専門医を、心療内科医とは別にかかりつけ医としていましたが、心療内科の処方による副作用、後遺症の危険性は、暗に示唆されたにすぎません。それでも、減薬、断薬を自ら決心して実行していく過程では、とても助けられました。

(5)サプリメントの利用は、次のとおりです。減薬過程で、栄養療法の情報を参考にし、ビタミンB群、ビタミンCの摂取を通常の2倍にしてみました。そして、肝臓の回復を助けるため、スルフォラファン、ハイチオールC等を加えました。

(6)他の回復を助ける手段は、次のとおりです。対ストレス耐性を高めようと、エゾウコギ、ブラフミー(アーユルヴェーダの健脳薬の薬草の一つ)を摂取しました。甘いものは、はちみつのみ、加熱せず、レモンまたは冷めた紅茶に使いました。ひまし油温湿布をしました。遅延型アレルギーの原因と判明した食べ物を止めました。

(7)鍼灸は、鍼灸の流派、鍼灸師との相性が回復の効果に影響します。わたしの場合は、漢方専門医と協力的で、刺さない流派の鍼灸師に助けられました。

(8)減薬、断薬の過程は、「自分を信じてがんばる」しかないと思います。孤独を受け入れられなければ、減薬、断薬は不可能です。心療内科医に苦痛をうちあければ、増薬を提案されるだけでしたので、演技をしてでも、減薬計画を積極的に進めました。

2014.01 減薬開始から、1年超、「回復」がさらに進んだので、内容を更新しました。

2014/01/10 16:13:26
26件のコメント
りょう
こんにちは。
現在の症状はいかがですか?
2の苦痛を伴う処方により、廃人の手前(例えば、体重は20kg落ち、考えることができないなど)まで落ちていきました。とは副作用が出たのでしょうか?何をどれくらい同時に服用していましたか?
また、私も鍼灸は考えています。刺さない流派とは鍼を刺さないでやるのですか?具体的に教えてください。質問ばかりになり申し訳ございません。
2013/08/04 11:46:22
tzx
りょうさん
こんにちは。コメントありがとうございます。
現在は、まあメンタルの不調は軽いと思います。朝の起床は楽です。腸の調子が悪いです。

減量前の服用は、寝る前に以下の量でした。
ユーロジン,2mg×1錠
デプロメール,75 mg ×3錠
ジェイゾロフト25mg×4錠
アンプリット10mg×1錠


ワイパックスは、恐怖を感じたときなどに頓服で適量舌下服用しました。

薬の服用中、体調が悪化したときは、2週間以降で月単位だったので、副作用だったのではないでしょうか。どの医者からも「副作用である」とコメントを受けたわけではないので、推測ですが。

鍼灸についてですが、「刺さない流派」は、「接触鍼」という方法を用います。極細い鍼の先端で、つぼにタッチします。
これから、鍼灸師をお探しでしたら、「脈診をもとに、その人に鍼を「刺す」のがよいのか、「刺さない」のがよいのか」を判断できる鍼灸師を探してみてはいかがでしょうか。
2013/08/04 13:32:04
りょう
デプロメールがマックスを超えてますね?ジェイゾロフトはマックスです。成分は違いますが同じSSRIをこんなに沢山しかも寝る前一回ですか?なんか不思議な感じ素人ですが。
元の病気は良くなりましたか?服用期間が割と短くて良かったですね!

針は参考にさせていただきます。ありがとうございました。
止めるきっかけは副作用ですか?⑧に「心療内科医に苦痛をうちあければ、増薬を提案されるだけでしたので、演技をしてでも、減薬計画を積極的に進めました。」とありましたが、良く判断ができましたね凄いです。ネットか何かで調べたのでしょうか?薬漬けにされなくて良かったですね!
2013/08/04 13:53:47
tzx
りょうさん
ありがとうございます。
盲目的に、心療内科医に従属していたら、現在も、その処方のままだったと思います。

あれらの薬は、寝る前に一回でした。なぜだったのでしょうね。
SSRI2種と三環系の組み合わせの理由もですが、心療内科では、薬の副作用についての説明さえもなかった時点で、「なぜ」と気がつけばよかったと思います。心が弱っていたかもしれないですが、無知こそが原因でしょう。

薬の服用で次第におかしくなっていく過程の記憶は今もぼんやりしているのですが、ふとネットで各薬剤について調べたのが、さらに処方に疑問を持つきっかけとなったかもしれません。調べ始めたら、多くの人が、SSRI、ベンゾジアゼピンほかの、脳に作用する薬で苦しんでいることを知り、自分の無知に気がつきました。

職場の同僚で、わたしが病休する前から、「うつ」で数年休職している人がいます。その人は、一向に復帰できないので、このことも、「うつ」の治療に疑問を持つきっかけになったと思います。

次に、薬代の確定申告の際に、かつてない金額の高さと、腸の不調の長期化に納得がいかず、脈診に肝臓の弱化が現れ始めたので、なにがなんでも(どんな苦痛が起きようとも)薬を止めると、決心しました。その時点では、食事が不良で飢餓状態だったので、西洋医学での血液検査では、その数ヵ月後に、さまざまな項目が正常範囲を若干はずれた値が出た程度でした。心療内科では、血液検査の提案さえなかったです。

持病の中枢性甲状腺機能低下症(視床下部か、脳下垂体の異常があるが、腫瘍はないのです。)は、現在の西洋医学では、根本治療ができないので、合成甲状腺ホルモンの補充を半永久的に継続するしかありません。
その持病以外の病気はありません。かぜも、ここ数年かかっていません。
でも、「病気」とはいえないいろいろな不調はあるので、漢方薬はその不調に合わせて処方を受けています。その意味では、漢方治療は、保険適用の範囲で、現在のところ、オールマイティではないかと思います。減薬、断薬の過程の不調も、ある程度、緩和できたと思います。

とはいえ、減薬から断薬までの期間は、本当につらかった。つらさしか、思い出せません。

まだしばらく、禁断症状の発現に備えます。
2013/08/04 16:47:56
りょう
普通はそれだけ薬を飲んでれば血液検査するんですけど、私はあまりにも血液検査されるものですから拒否したら薬を出さないと言われ病院を替わった事があります。
寝る前に一回の服用も変だしその心療内科おかしいですね!
もともとの病気(うつ?)は治りましたか?
2013/08/04 17:55:30
tzx
りょうさん
ありがとうございます。
「もともとの病気」は、治ったのかどうかはわかりません。
「うつ」状態は、落ち着いています。自殺願望、中途覚醒や悪夢は、いまのところ深刻ではありません。

自己否定的な考え方は、火種のようにくすぶっているので、また、状況によっては、メンタル不調になるかもしれませんが、時間をかければ落ち着くものと捉えようと思ってもいます。
2013/08/04 19:19:43

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